今まで知らなかったことを識るようになれたのは
疑問を持つところから始まります。
漫画や幼い頃に本で見た「鬼」。
桃太郎が代表するように「鬼」は悪者でほとんどの人がそう捉えていると思います。
みなさん「仁王」を御存知ですよね。
そう、ちょっとこわい顔をしてお寺の門の左右にいて、阿と吽てしている像です。
忿怒(ふんぬ)の形相で仏敵を払う守護神で、二神一体が通常だそうです。
一昨年でしたか、やたらと仏像の本が出版されてまして見た方も多いでしょう。
仏像に興味のない方でも、不動明王(お不動さん)はなんとなくイメージできるでしょうか。
また、四天王の・増長天・持国天・多聞天・広目天も、仁王同様強面でございます。
こちら不動明王
画像はこちらからお借りしました。http://kyoto-gallery.iggy.jp/gallery49/49-22.html
そして四天王
画像はこちらからお借りしました。http://blog.livedoor.jp/onemore1152-buddha/archives/cat_868370.html
この方々は、私たちが悪いものと教えられてきた「鬼」とそっくりですね。
また、「龍」も角があって口が裂けていて牙があります。
これまたそっくりですね。
日本神話で「神」は御簾の向こうにいてその姿は見ることが許されなかったそうですが、なぜでしょう?
節分で私たちが口々にする「鬼は外」
ここにとてつもなく意図的なものを感じていました。
もしや、神及びそれに近い存在から私たち一般人を引き離す狙いがあるのではないかと。
これ...、
あながち、とんでも話でもトンチンカンな考えでもなさそうです。
この先は、興味がある方はそれぞれに深めてくださいませ。
この時期になるといつも書きますが、
和を大事にするのであれば、鬼は外福は内 ではなく、
鬼も内福も内 がよろしいかと思います。
言霊というように、言葉にはエネルギーが宿りますから、
普段から使う言葉や言葉の使い方に気をつけたいものです。
節分は立春の前日となっているので今年は3日ですね。
ちなみに、1月の後半に入ってから旧正月が気になっています。
2016年の旧正月は8日。
この期間、大きくシフトチェンジが起こるのかもしれませんね。
自分をしっかり持っておきましょう。
それでは、また。
ていうか、豆まきいらねーんじゃ。。。