いたずらなマーク:通称「マー君」がいました。
文字通り「いたずら」大好きっこです。
ある日 マー君は、Aさんにいたずらを仕掛けました。
しかしAさんはそれに全く気づきません。
マー君は何度かいたずらを試みたものの
Aさんは一向に気づく気配がありません。
「チっ!」
マー君はそう言い残し終わりにしました。
「お?こんどはこいつだw」
マー君の視界にはBさん。
いたずらを仕掛けました。
しかしBさんもそれに気づきません。
Aさんの時と同様、マー君は何度かいたずらを試みましたが
Bさんは一向に気づく気配がありません。
「ちえっっっ」
そう言ったマー君は肩を落としました。
次いでCさん、Dさん、Eさん・・・と
いたずらを仕掛けてみるものの反応は皆同じ。
途中、FさんとHさんがちょっと反応を見せた時
「よし、のってこい!うらwうらw」と盛り上がったのも束の間。
二人とも「気のせいだね」と何事もなかったように済ませたので
マー君はどんどん弱っていきました。
誰もそれを取り合わないため、
村の人たちは何事もなく平穏無事な生活を送っていました。
マー君の影響力はとっても小さくなりましたが、
いたずらは生甲斐なのでやめることはありませんでした。
来る人、過ぎる人、ちょっかいをかけてみます。
そしてとうとう
マー君のいたずらに反応する人が現れました。
キターーーーーー\(◎o◎)/!
やればやるほど呼応します。
マー君のボルテージは急上昇。
「こんなに反応してるということは、こいつは喜んでるだな、ようし!」
マー君は思いつく限りのいたずらを仕掛けます。
当然、その人の周囲は穏やかではありません。
そのうちなんでもマー君のせいにするようになってきました。
でもそれは相手の思うつぼだったのです。
虫の息だったマー君は最高に楽しいおもちゃを手に入れ、
そのおもちゃのおかげでみるみる回復し、
前よりも元気になりました。
ちゃんちゃん。