泥から咲いた蓮の花

現在、リハビリ中なブログです。長い目で見守ってくだせ~

アップルシード

2004-11-21 22:05:57 | どろな話
「ピンポン(窪塚洋介主演)」を監督した曽利文彦プロデュースのアニメ「アップルシード」のDVDが出たというので、さっそく行きつけのお店へ…なんじゃ25日発売か…というわけで空振りなのです。ええ、アニメ好きです。ジブリ大好きです。そのへんもおいおい語りたいと思いますが、今回、表題のアップルシードは空振りなので、以前から気になっていた作品を探しました。手に入れたのは3タイトル。

「息子のまなざし」2002年 ベルギー・フランス
「みなさんさようなら」2003年 カナダ・フランス
「ジョゼと虎と魚たち」2003年 日本

まだ観てないのですが、この三つは公開前から気になっていた作品。この2年ほど、映画館には足を運ばず、もっぱらホームシアターの私です。DVDが出るまでじっと待ちます。やっと出てくれた時はとても嬉しい。スプラッタもの以外はなんでも観るのですが、ハリウッドものよりは、ヨーロッパやアジアの作品、ハッピーエンドよりは寂しい作品、白黒はっきりしたストーリーよりは五里霧中で曖昧な内容のものが好きです。

「好きな映画は?」と聞かれたら、30年前は「メリー・ポピンズ」、20年前は「スターウォーズ」、10年前は「バックドラフト」、5年前は「セブン・イヤーズ・イン・チベット」と答えていました。今は「阿弥陀堂だより」「ラブレター」でしょうか。単に好きというだけなら、いろんな作品がありますけど、この数年、自分の周りにおきた困難を乗り越えるのに、助けになったのが二つの邦画だったわけです。

映画は言葉だと思っています。一冊の哲学書にも思えます。作り手の語りです。語りたいものがあるから映画ができる。その「言葉」に心が動かされたりすれば、もう上出来。私にとっては素敵な作品になります。さぁ、映画をみよう!