『ありがち日記』

道尾秀介『サーモン・キャッチャー the Novel』

ヒツギム語に笑う😂

 
ストーリー
神様の通う屋内釣り堀カープ・キャッチャーの景品棚には、高得点でもらえる伝説の白い箱があった。箱の中身を知りたいバイトの明、箱を狙う父親、店主を脅す女性、幽霊を撮影する兄妹、謎のヒツギム人らが釣り堀に集う時、運命は動く。 一匹の鯉を巡り、悩める者たちが人生をかけた大勝負。 怒涛の展開で大興奮、超絶技巧、名手道尾秀介の人生を変えるミステリー。 

これまた道尾さんらしい作品でした。
様々な事情を抱えた登場人物たちが、いつのまにやら一つの目的に集まり(とある裕福なお宅の池から盗まれた鯉を探す)、わちゃわちゃしていたら事件は解決した、みたいな。

ちなみに殺人事件は起こらないミステリーです。

ちょっと遊び心が感じられる部分として、ヒツギム人が使うヒツギム語。これが絶妙に日本語なんだよなー😂よく思いつくもんだなと、笑いながらも道尾さんの才能というかセンスの良さに感服です。最後の最後でヒツギム語でタイトルまで回収しちゃったもんね。うまい。

タイトルに「the Novel」と付いているけれど、どうやら映像化のプロジェクトも進んでいるとか…うまくいけば面白いものになりそうなので気になります。
続報が出るのを待ちましょうかね😌


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