『ありがち日記』

今村昌弘『屍人荘の殺人』

映画化もされている作品の原作です。
(映画はたぶんWOWOWで観るんじゃないかな~😅)


ストーリー:
神紅大学ミステリ愛好会会長であり『名探偵』の明智恭介とその助手、葉村譲は、同じ大学に通うもう一人の名探偵、剣崎比留子と共に曰くつきの映研の夏合宿に参加するため、ペンション紫湛荘を訪れる。初日の夜、彼らは想像だになかった事態に見舞われ荘内に籠城を余儀なくされるが、それは連続殺人の幕開けに過ぎなかった。
たった一時間半で世界は一変した。
数々のミステリランキングで1位に輝いた第27回鮎川哲也賞受賞作! 

屍人と紫湛の読み方が同じなんですよねー。読み終わってから改めてタイトルを見ると、少しネタバレされてるじゃんという気もしなくもないです。

読む前は、てっきり綾辻行人さんの館シリーズのようなミステリなのか?と思っていたのですが、違いました…幾分ライトな文体で読みやすかったことは読みやすかったです。でも設定が意外。「え!?そっち系???」っていう驚き展開でした。ここで馴染めない方もいらっしゃるのでは。私も戸惑いました💦まあ、知っている映画の名前もたくさん出てきたのは面白かったですけど(笑)

個人的な感想としては、ミステリとしては少し物足りなさを感じました。最近もっと重いミステリを読んでいたからかしら?本作品も、ある意味裏切られる設定ではありましたが、無理やりこじつけられている感があるといいますか…うまく言えないのですが。登場人物の印象も薄かったですかねぇ。

映画はどんな感じなんだろう?予告だとアレの存在は隠されていましたし、コメディっぽく観えていたので少々不安…そして中村倫也さんが明智役なんですよね?となると、私には辛い展開が待っていることは目に見えていて(笑)

サクサクと読めたので、昼休みや移動時間にはちょうど良かったです。あ、でも食後にはあまり向いてないか…?

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