新型コロナで自室に封印されてからの変化の一つに、ラジオを聴き始めたことがある。
最初は世界の最新ヒット曲を知りたくて、BBC RADIO 1ばかりを聴いていた。
垂れ流しながら仕事をして、気に入った曲をShazamで判別してApple musicで取り込むという聴き方…
が、PCでラジオを楽しんでいたら、ひさびさにちゃんとチューニングする「ホンモノのラジオ」を聴きたくなった。
それで購入したのが懐かしいデザインのコレ。
なんちゃってSANSUIのサンヨーおしゃれなテレコのバッタもん。
流れてきて気に入った声とトークが山崎怜奈さんのこの番組。
ちょうど昼の帯番組で、仕事をしていると毎日聞こえてくる。
この時間帯のイギリスは明け方で、BBCからはクラブ曲しか流れてこない退屈な番組のみ。
ということで、15:00まではFM東京が定番になった。
なんでもいまはTOKYO FMと名前が変わっているらしいが、違和感しかないのでFM東京のままで…
プロのラジオ・パーソナリティだと思っていたら、なんと乃木坂46のメンバーだという。(いまは脱退)
驚いた。
アイドル感皆無なのである。
いまではタクシーに乗るとS.RIDEでお姿を頻繁にお見かけするが、かなりの期間は顔も知らなかった。
1987年製のホンモノのSANSUIチューナーでもラジオを聴くが、やっぱりラジカセの方が雰囲気がいい。
Radikoとか、論外。
やっぱ、電波を受けて聴くちょいノイズ混じりの音が心地よい!
普段はレコード盤の良さを中心に書いているけれど、ラジオの素晴らしさも言及しておきたいなぁと。
最近久々に会う友人3人で集った時も、ラジオ談義で花が咲いた。
LF(ニッポン放送)とFM東京とBBC RADIO 1、この3局だけが3人が聴いているステーションだったのは奇遇。
他にも良い局や番組はたくさんあるのだろうけれど、ターゲット層が違うのだろう。
にしても、ラジオという懐かしい媒体が、いまやまた最前線に躍り出ている。
レコード盤と同じ。
miwaさんのNHK FMはずっと毎週楽しみに聴いていたけれど、それはラジオが好きだからではなく、miwaさんが好きだから。
終わってしまったら、NHK FMは聴かなくなった。
ラジオの魅力に再び気づかせてくれたのが、はるかに年下の山崎怜奈さんというのは、実に意外な展開だった。
山崎怜奈さんに、
感謝、そしてリスペクト!