同僚のお母様が亡くなりました。
私の年になると … 両親揃って全く問題なく元気という人はあまりいません。
私自身も15年ほど前父を亡くし、母もあちこち問題をかかえながら頑張っているという状態です。
いつまでも元気で生きていてもらいたいのは山々ですが、
痛いおもいや辛いおもいに長く耐えなくてはならないような治る見込みのない病気を患ってしまったら、
安らかな最後の時を迎えても、引き止めたいというよりは、
お疲れ様、ゆっくり眠ってくださいという気持ちの方が強いと思います。
アメリカでは、家族を亡くした人にハウスプラント(華やかなお花等がついていないもの)をおくるのが習慣ですが
(お葬式の会場とは別に、自宅におくるものです)、
(日本のように冠婚葬祭に神経質ではありませんので、心がこもっていれば基本的に何でもOKです …)
私は、鉢植えのお花をおくりました。毎日雨降りで、つつじがとてもきれいなので、
白に淡いピンクの模様がついているものを選びました。
そしてそのお花に付けるカードとカードに書くメッセージを考えている時に、
とても素敵な文章に出会いました。
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Where there is sorrow, there is holy ground. 悲しみのある場所は、聖なる場所である。
これはOscar Wildeの言葉だそうです。
もしかすると詭弁すぎて快く思わない人もいると思うのですが、
私はこの文章を読んだ時、「死んだら誰でも仏様になる」という仏教の教えを思い出しました。
どちらの文章も、どんな人も死んだら全て許されるという事だと思います。
私は初めてアメリカに来た時、ニューヨークの尼僧院に住んで、付属の高校に通ったのですが、
その尼僧院で尼僧の方達がなくなる時、皆さん嬉しそうだったのを覚えています。
今になって思えば、子供だった私には分からなかった、死に伴う安堵が、高齢の尼僧達にはあったのだという事と、
矢張り信心深い方達は死ぬのが怖くないのだという事ですね。
高校を卒業して大学1年生のクリスマスに、
一番お世話になった高校時代の数学の先生が危篤という知らせを受けて尼僧院に戻ったのですが、
意識が朦朧としているシスター・キャサリン・ベロニカが、泣きながらベッドに近づいた私に、
"Honda……nice to see you again…."と言った後
「ホンダが買ってくれたガムが今まで噛んだ中で一番フレッシュで、口の中がとても気持ちがいい …」と、
言いながら昏睡状態になり、幸せな笑顔のまま亡くなりました。
Where there is sorrow, there is holy ground.
もし、残された家族が英語を話す方だったら、そして直ぐにお悔やみの言葉が思いつかなかったら、
是非この言葉をカードに添えて下さい。短いけれど、心を打つ言葉だと思います。
私がお花を買ってカードを添え、カードの言葉を選んだのは、このリンクです。
色々な場合の例文がありますから、参考にしてください。http://www.florist.com
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私自身も15年ほど前父を亡くし、母もあちこち問題をかかえながら頑張っているという状態です。
いつまでも元気で生きていてもらいたいのは山々ですが、
痛いおもいや辛いおもいに長く耐えなくてはならないような治る見込みのない病気を患ってしまったら、
安らかな最後の時を迎えても、引き止めたいというよりは、
お疲れ様、ゆっくり眠ってくださいという気持ちの方が強いと思います。
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アメリカでは、家族を亡くした人にハウスプラント(華やかなお花等がついていないもの)をおくるのが習慣ですが
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(お葬式の会場とは別に、自宅におくるものです)、
(日本のように冠婚葬祭に神経質ではありませんので、心がこもっていれば基本的に何でもOKです …)
私は、鉢植えのお花をおくりました。毎日雨降りで、つつじがとてもきれいなので、
白に淡いピンクの模様がついているものを選びました。
そしてそのお花に付けるカードとカードに書くメッセージを考えている時に、
とても素敵な文章に出会いました。
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Where there is sorrow, there is holy ground. 悲しみのある場所は、聖なる場所である。
これはOscar Wildeの言葉だそうです。
もしかすると詭弁すぎて快く思わない人もいると思うのですが、
私はこの文章を読んだ時、「死んだら誰でも仏様になる」という仏教の教えを思い出しました。
どちらの文章も、どんな人も死んだら全て許されるという事だと思います。
私は初めてアメリカに来た時、ニューヨークの尼僧院に住んで、付属の高校に通ったのですが、
その尼僧院で尼僧の方達がなくなる時、皆さん嬉しそうだったのを覚えています。
今になって思えば、子供だった私には分からなかった、死に伴う安堵が、高齢の尼僧達にはあったのだという事と、
矢張り信心深い方達は死ぬのが怖くないのだという事ですね。
高校を卒業して大学1年生のクリスマスに、
一番お世話になった高校時代の数学の先生が危篤という知らせを受けて尼僧院に戻ったのですが、
意識が朦朧としているシスター・キャサリン・ベロニカが、泣きながらベッドに近づいた私に、
"Honda……nice to see you again…."と言った後
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「ホンダが買ってくれたガムが今まで噛んだ中で一番フレッシュで、口の中がとても気持ちがいい …」と、
言いながら昏睡状態になり、幸せな笑顔のまま亡くなりました。
Where there is sorrow, there is holy ground.
もし、残された家族が英語を話す方だったら、そして直ぐにお悔やみの言葉が思いつかなかったら、
是非この言葉をカードに添えて下さい。短いけれど、心を打つ言葉だと思います。
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私がお花を買ってカードを添え、カードの言葉を選んだのは、このリンクです。
色々な場合の例文がありますから、参考にしてください。http://www.florist.com