受からなければ教師になれない試験に全て合格し、外国語教育の修士号授与だ!
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と喜んだところへ、「足りない単位のお知らせ」が来た。
(3回も大学に行って、大学院に7年も通って、まだ単位が必要なの??)
アメリカ史。
私は高校の卒業がアメリカではないので、基本的なアメリカ史を勉強したことがない。
長々お世話になりながら、アメリカ合衆国様に失礼だ。
大学院ではなく大学の講義を1セメスターきちんと受講してC以上の成績を修めなければならない。
「わっかりましたっ!」 私は元気良く返事をして、シティーカレッジに向かった。
(単位が安いので…)
基本アメリカ史は、大学一年生が全員受講しなくてはならないので、10種類以上のクラスがある。
どのクラスも満員ですぐには申し込めない。私は1セメスター(3ヶ月)待ちで次のセメスターの夜のクラスに登録した。
大学生になるのは久しぶりだ。しかも大学一年生の授業。
講義室は満員で400名以上が出席している。
私は一番前の真ん中に陣取り、目を大きく開けて教授の言葉を一言洩らさず聴いた。
一言も洩らさず聞いた…はずだったが…ちっとも何も頭に入らない。
(余り興味もなく、読まなければいけない本の量が多いので、大変。)
課題は全てこなしたし、宿題を忘れた事もない、自由研究だって努力した。
けれど現実は厳しい。何気なく出てくる、小学生でも常識のアメリカ史がわからないのだ。
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例えばこの画像を見ると、アメリカ人なら幼稚園生でも(大抵は)どんな場面か解る。
これはアメリカ合衆国の独立宣言に署名する56人の各州代表者達の図。
でも私は知らなかった。
切手にもなっているし新聞広告にもよく使われるし、雑誌にも頻繁に掲載される当時のエピソードがたくさんある。
目にはしているけど、意味は知らなかった。
日本で言えば、何だろう…。徳川家康とか紫式部とか、ぼうずめくりをしていればなんとなく覚える歴史上の方々の顔。
色々なインディアンの部族についても私の知識は曖昧だった。
アパッチ、コマンチ、チェロキー、シャイアン、スー、ナバホ等有名な部族以外にも何百という部族がある。
ヨーロッパからアメリカ大陸に来た人達はインディアンに酷い事をしたけれど、
現在のアメリカ人は勇敢な人達として尊敬の念を持っている。
その証拠にアメリカの軍用ヘリコプターはインディアンの酋長や勇者の名前だ。
ブラックホーク、アパッチ、ジェロニモ、チェロキーetc. (これらのヘリコプターは墜落しても壊れない!)
サンダーバードやレッドブルもインディアンの英雄。
日本で言えば、織田信長とか西郷隆盛とか…えー…あとは、誰?伊達政宗、上杉謙信、…宮本武蔵?
自分が大学生の時は結構大人で社会人だと思っていたが、
本当の大人になって(本当の大人?)大学生になってみると、大学生は子供だとわかる。
…いや、実に面白い…。(湯川先生風)
後の方に陣取りおしゃべりをしていたり、テストの範囲を聞いていないと反論したり、
(最初の授業から試験前の授業まで、教授は毎回テストの説明をした。範囲、日程、フォーマット。)授業に遅刻したり…。
アメリカの歴史のDVDを毎晩主人と観て、図書館で猛勉強して、やっとB+の成績がとれた。本当にヒヤヒヤもの。
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アメリカ史。
私は高校の卒業がアメリカではないので、基本的なアメリカ史を勉強したことがない。
長々お世話になりながら、アメリカ合衆国様に失礼だ。
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大学院ではなく大学の講義を1セメスターきちんと受講してC以上の成績を修めなければならない。
「わっかりましたっ!」 私は元気良く返事をして、シティーカレッジに向かった。
(単位が安いので…)
基本アメリカ史は、大学一年生が全員受講しなくてはならないので、10種類以上のクラスがある。
どのクラスも満員ですぐには申し込めない。私は1セメスター(3ヶ月)待ちで次のセメスターの夜のクラスに登録した。
大学生になるのは久しぶりだ。しかも大学一年生の授業。
講義室は満員で400名以上が出席している。
私は一番前の真ん中に陣取り、目を大きく開けて教授の言葉を一言洩らさず聴いた。
一言も洩らさず聞いた…はずだったが…ちっとも何も頭に入らない。
(余り興味もなく、読まなければいけない本の量が多いので、大変。)
課題は全てこなしたし、宿題を忘れた事もない、自由研究だって努力した。
けれど現実は厳しい。何気なく出てくる、小学生でも常識のアメリカ史がわからないのだ。
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これはアメリカ合衆国の独立宣言に署名する56人の各州代表者達の図。
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切手にもなっているし新聞広告にもよく使われるし、雑誌にも頻繁に掲載される当時のエピソードがたくさんある。
目にはしているけど、意味は知らなかった。
日本で言えば、何だろう…。徳川家康とか紫式部とか、ぼうずめくりをしていればなんとなく覚える歴史上の方々の顔。
色々なインディアンの部族についても私の知識は曖昧だった。
アパッチ、コマンチ、チェロキー、シャイアン、スー、ナバホ等有名な部族以外にも何百という部族がある。
ヨーロッパからアメリカ大陸に来た人達はインディアンに酷い事をしたけれど、
現在のアメリカ人は勇敢な人達として尊敬の念を持っている。
その証拠にアメリカの軍用ヘリコプターはインディアンの酋長や勇者の名前だ。
ブラックホーク、アパッチ、ジェロニモ、チェロキーetc. (これらのヘリコプターは墜落しても壊れない!)
サンダーバードやレッドブルもインディアンの英雄。
日本で言えば、織田信長とか西郷隆盛とか…えー…あとは、誰?伊達政宗、上杉謙信、…宮本武蔵?
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…いや、実に面白い…。(湯川先生風)
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後の方に陣取りおしゃべりをしていたり、テストの範囲を聞いていないと反論したり、
(最初の授業から試験前の授業まで、教授は毎回テストの説明をした。範囲、日程、フォーマット。)授業に遅刻したり…。
アメリカの歴史のDVDを毎晩主人と観て、図書館で猛勉強して、やっとB+の成績がとれた。本当にヒヤヒヤもの。
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アメリカ史、知ってるようで知らないことが多くて、日本人には難しいですよね・・・
B+おめでとうございます!