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東日本大震災で大きな被害を受けた、宮城県松島基地に所属する
航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」を追った
ドキュメンタリー。
1960年に設立され、航空自衛隊の「第4航空団第11飛行隊」として
宮城県松島基地に所属するブルーインパルスは、2011年3月11日の
東日本大震災で基地の滑走路や機体に壊滅的な打撃を受けてしまう。
しかし、九州・福岡の芦屋基地にイベントのために移動していた機体が
奇跡的に被害を免れ、残っていた。自らの家族を失った者も少なくない中、
隊員たちも被災地支援に奔走。さまざまな苦難を乗り越え、
多くの人々に支えられながらブルーインパルスが復活するまでの約2年半を追った。
監督を「戦国自衛隊1549」「空へ 救いの翼 RESCUE WINGS」の手塚昌明が務めた。
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2014 4/14 シネフク大黒座にて鑑賞
このシネフク大黒座のシアターが横5席の縦10列のめっちゃ細長い空間で
びっくり!こんな小さい部屋?で見たの初めてかもしんない。
広島県内ではここでしか上映してなかったし、上映期間も短かったので
ちょっと遠いけど遠征。
で、このブルーに関しては有川浩さんの小説で得た知識程度しかないけど
とにかく飛行機や飛行機雲見るのが大好きなので見に行きたかったのでした。
なので今回この映画を見て初めて知った事がいっぱいでした!
任期が3年とか、役割分担が決まってて、隊員によって乗る機体が
決まってるとか、全然知らなかったですわー。
そして帰る場所を無くしてしまったブルーの隊員の苦悩・・・
思うように訓練が出来ないジレンマ・・・
パイロットの皆さんと整備士の皆さんとの信頼関係・・・
基地に残ってる家族と会えないままに過ごす日々・・・
色々大変な思いをされたようですが、全体的にはお涙頂戴な展開に
なってなかったのが良かったです。
だからこそ余計にうるうるはしたんですけどね。
そして元々はブルーのアクロバット飛行が見たくてこの映画を
見に行ったのですが、そうは言っても震災の話が多いのだろうなと
予想してたのに、想像以上にブルーの飛行シーンがたくさん見られて
感動の涙・涙でしたわー。
滑走路に綺麗に整列してる機体を見ては泣き、
その機体が均等な間隔をあけて、一機ずつ静かに滑走路を進む姿に泣き、
離陸シーンを見ては泣き、アクロバットのワザの凄さに泣き、
着陸してまた整列する姿に泣き、とにかく感動で涙がじわーっと
流れっぱなしでした。
震災絡みのドキュメントとは言え、意外にあっさりした作りだったので
老若男女たくさんの人が楽しめる作品ではないかなと・・・