【みんなでごはんプロジェクト~まあるい食卓~】毎月第3日曜日の11時~、尼崎市小田南生涯学習プラザ2Fでやってます♪

「まあるい食卓」とは、みんなで準備をして、手作りのご飯をたのしく食べる。誰でも参加できる、まるくて大きな食卓です。

9/20(日) 第4回 みんなでごはんプロジェクト ~まあるい食卓~

2015-09-21 00:51:46 | 終了したイベント(ご報告)

9/20(日) 秋晴れ!

まずは朝のスタッフミーティングから。


今回、テーブルの配置や作業動線の流れを少し変えました。
男性スタッフが多く、家具を動かす等の力仕事が
素早く済み、とても助かりました。
入口から入ってすぐのところは、遊べるスペースとして広いままに。
「遊ぶ場所」と、「食べる場所」の境い目をはっきりさせるためです。

きちんと線引きをするところや、みんなが気持ち良く過ごせる為のちょっとしたルールやマナーも、
その場にいる誰かれ分け隔てなく、押しつけではなく自然に教え合えれば、素敵ですね。

ご厚意にてご提供頂いた沢山のお野菜は、スタッフで手分けして準備し
おかずもバリエーション豊かで、贅沢でした!


お米は四升五合炊きました。


お味噌汁は、いりこと昆布で出汁をとり、
ご提供頂いたお野菜の玉葱、人参、しし唐、葱、さつま芋、南瓜を。
浮き実には茹でたチンゲン菜を。

途中で更に頂き物のスダチが加わり、絞って浮かべました。

1「受付」


・・・を終えて、

2「手を洗う」子供達。


食器を受け取って、


3「おにぎり作り」! 一人で握ったり、大人に手伝ってもらったり頑張ります。






男性陣も握りますよ~。


今回、カンボジアからの留学生も来てくれました!
スタッフから、おにぎり作りのレクチャーを受けています。


上手にできました♪


豪華な定食です。


温かい食べものがそこにあると、隣り合わせた人達とも自然に会話が生まれます。
みんなで食卓を囲むことの大きな意味が、そこにあります。




食べ終わったら、遊んだり、寛いだり。


今回、外の貼り紙を見て入って来てくださった方や、
facebookに友人がいいね!していたのを見て面白そう!と参加くださった方など、
新しくお会いできた方も多くいて、じわじわ繋がりが広がっていくのを感じることができました。

おにぎりを握ったり、皆さんでお喋りしたり、大人子供が混ざって遊んでいる。
そんな光景を眺めながら動いていると、スタッフの一人が途中から来て、
「今日、なんかすごくいいねえ~!」と、ひと言。
私は心が震えて、なんだか泣きそうになってしまい、一瞬言葉が返せませんでした。

それくらい、とてもいい空気でした。
それは、この場に居たひと達がみんなで作っていた空気です。



「誰かのため」の前には、「自分のため」が何よりもまず必要。
この場に居た皆さん一人ひとり、計算や損得勘定の感情など抜きで
「自分のため」にその場にいて、そこでできることを楽しんでいました。
そしてそれは必ず「誰かのため」へと繋がっていきます。

温もりの循環。

「自分のため」を大事にできず、
孤独に日々過ごす子供達が
今の日本にはどれだけいるのでしょう。
すぐそこの、隣近所に、どれだけいるのでしょう。
子供だけでなく、大人だって同じです。

そういう人達に繋がるのは、どうやったらいいのか、
どれくらい時間がかかるのか、考えてもわかりません。
だから、とにかく動いてみる。みんなでやってみるしかない。

回を重ねるごとに、新たな課題が見えてきます。
難しいことは、なるべく難しく考えないで、
小さくても、できることから少しずつ。
気になっている方は、それだけでもう仲間です。

次回は10月18日(日)11:00~14:00です。
おにぎり作って、お喋りしに来てください。

(文責:江野澤)

★今回のイベントにも、たくさんの方より食材のご提供いただきました。
温かいお気持ちに感謝するとともに、大切に使わせて頂きました。

また、こちらでご紹介する以外にも、たくさんの方から食材提供のお申し出を頂きました。
皆さまのお気持ちに感謝いたします。

尼崎市次屋の自然食品店リアンラソ様より。


兵庫県川辺郡猪名川町のオーガニッククロッシング様より。


大阪・池田のカフェギャラリー、プテア様より。


尼崎市の田淵様より。


また、写真忘れてしまったのですが、尼崎市食満(けま)のテルってる畑様からも、たくさんの新鮮野菜をご協力頂きました。

皆さまより、継続的にお気持ちを寄せて頂くことで、運営が成り立っています。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。


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