しみちゃんの不動産営業日誌

吹田市の不動産屋 マック住研の会長「しみちゃん」の不動産営業回顧録

⑧営業諸々Ⅲ その194

2012-09-25 18:16:09 | 日記
天高く 馬肥ゆる秋

今日は朝から青空が広がり
正に「天高く」の一日

実に心地よい



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では その194 です



不動産の取引は実に色々なことがある

今から約32年前
私が初めて不動産業界に入ったときのこと

手書きの手紙を便せんに印刷したチラシを
更に封筒に入れた配布物を作成

千里山の土地を覚えるために
地域を歩きながら今で言う
ポスティング」をすることに決めた

ところが千里山の住宅は山坂ばかり
おまけに大きなお家が多く
道路から郵便受けのある
門扉まで階段のあるお家も多い

全く捗らない

そこでラッタッタを整備して使うことに

でも1時間に150枚がやっとだ

1週間が経った時にポケットベルが

当時は未だ携帯電話がない時代
事務所からの連絡だ

近くの公衆電話から事務所に連絡を入れると

毎朝配布しているチラシを持って
年配の方が来られているという

すぐに事務所へ
しみちゃん「お待たせしました」

お客様「このチラシを配っているのは
    あんたかね?」

しみちゃん「そうですが…」

お客様「この手紙は面白いね
  そこで相談があるのだが…」

お客様「実は今住んでいる家を売りたいと思って

しみちゃん「えっ?本当ですか?」

お客様「そこで相談なんだが
   年老いた母も住んでいる
   売りに出していることを
   近隣に知られたくないという」

しみちゃん「分かりました
  内々で販売をさせていただきます」

つづく
コメント
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