先生「ドーナツを 半分に 分けます。」
ドーナツを 磁石板で 分ける。
児童「え!」「半分じゃない。」
先生「あら、じゃあ、これは、半分?」
児童「半分ではありません。」
先生「じゃあ、これは?」
児童「半分です。」「半分に分けられた!」
先生「半分って、どういうことか、言えますか。」
児童「同じにならないと、ダメです。」
「ここと、ここが同じだから、半分です。」
先生「何が、同じを言ったらいいのかな?」
児童「大きさが、同じ。」
先生「そうだね!
半分は、同じ大きさに2つに分けるんだね。」
先生「この折り紙を 折って、半分の大きさを 作ろう。」
児童 配られた折り紙を 半分に折る。
先生「おお!半分の作り方が、2種類あるぞ!
折り方が、二通りあるみたいだね。
なので、もう一枚、折り紙を配りますね。」
児童「え⁉ 他の折り方・・・」「あ、わかった!」
自分のさいしょに折った折り方と違う折り方に挑戦。「できた~!」
先生 大きいサイズの折り紙で、2種類の折り方を
児童と相談しながら折って、提示する。
先生「同じ大きさに分けたことを 確かめよう。」
児童 半分に分けた2つを 重ねる。
先生「いいね!同じ大きさだと、確かめられたね。」
先生「では、ノートに貼りましょう。」
今日の学習のめあて
『半分の大きさのあらわし方をしらべよう』
を書いて、その下に、折り紙を貼る。
先生「同じ大きさに 2つに分けた 1つ分を
もとの大きさの二分の一と言います。
線、2,1で、二分の一と書きます。」
みんなで、空で、二分の一と書く。
*「板書で見る 全単元・全時間の授業のすべて」筑波大学付属小学校算数部編 東洋館出版社
「ノートに貼った折り紙に 二分の一と書きましょう。」
もとの大きさの二分の一を いくつ集めると
もとの大きさに なりますか。」
児童「2つです。」
先生「正解です。」