わくわく わかる まなぶ さんすう1年生 2年生

1年生と2年生
算数授業での先生と児童のやりとり。
子どもっておもしろい!

2年 たし算とひき算 テープ図をつかって考えよう①

2024-03-28 11:44:58 | 日記

 たし算やひき算の文章題を 1年生から、学習してきました。

たし算では「ぜんぶで」「あわせて」「ふえると」「みんなで」、

ひき算では「のこりは」「ちがいは」などの問題文の中の、

演算決定する言葉を探して、式をたて、答えを求めました。

 

 2年の「たし算ひき算」では、

★「ぜんぶで」という言葉があっても、ひき算で答えを求める

★今までヒントにしてきた言葉(「ぜんぶで」「のこりは」)が

 問題文になくても、問題を解かなければならない

場面が出てきます。

 

 「たし算ひき算」では、今までと違う方法で、文章題を解かなければならない。

 

 この時、問題を解く手がかりになるのが、「テープ図」です。

 

 問題文を読んで、すぐに、図に表すことができない児童のために

指導の工夫をしてみました。

 

1 問題文からテープ図までの間に、「問題文ショート」

 「三つの数」を考える。

 

①問題文を 読む。

 

②問題文に出てくる 三つの数に チェックを入れる。

  ・三つの数のうち、分からない数は「」とする。

 

③できるだけ短い言葉で、問題文を表す。

 

  ・表した短い言葉を、動作で表してみる。

  「みかんが15こ」➡片手に みかん15こ

  「何個か買った」➡もう一方も手で みかんを買ってくる動作

  「ぜんぶで32こ」➡両手で円を描くように 〇ぜ~んぶ〇と動作

 

④三つの数を 表に当てはめる。

 

⑤テープ図に 数や言葉を書く。

 

★児童のノートには、問題文、テープ図、式、答え、ひっ算を書く。

 

★問題文ショートと三つの数は、児童とのやり取りを通して、

 みんなで考え、板書する。

 

 この学習の授業の前に、三つの数の表を使って、

「たし算ひき算」の関係を復習し、

授業が進んでいる間にも、何回も復習しました。

 

簡単な数では、

この表から、四つのたし算とひき算を考える。

4+5=9

5+4=9 (たし算は、一つのしきでもいいのかな?)

9-5=4

9-4=5

 

桁を増やして、

空いているところの数は?

100-20=80

 

80を書きこんで、他に、

100-80=20

80+20=100

20+80=100

 

三つの数を見たとき、パッと「たし算ひき算」の相互関係が

出てくるようになりました。

 


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