わくわく わかる まなぶ さんすう1年生 2年生

1年生と2年生
算数授業での先生と児童のやりとり。
子どもっておもしろい!

1年 さんすう とけい「なんじ?なんじはん?」①

2021-03-30 10:14:47 | 日記
先生「この教室に、時計は何個、ある?」
児童「1個です。」
先生「ほんとに、一個?」
児童 教室中を、眺める。
先生「ヒントです!みんなの目の前にあります!」
児童 黒板や教卓を見た後、先生に視線を戻す。「あ!!」
  「腕時計だ!」「二個あります!」
先生「発見したね、二個目。教室には、時計が二個ありますね。
   
   では、次の質問です。」

   黒板に、円と点を描く。
  「時計には、あと、何がありますか。」
児童「数字があります。」
  「針があります。」
先生「数字と針がありますね。他には?」
児童 考える・・・
  「あ、線があります!!」「線って長いのと、短いのがある!」
先生「この線を 『めもり』と言います。」

先生 円と点に、数字を書く。
   円の一番上に『1』と書き始める。
児童 ざわつく。「違うんじゃない?」「一番上は、1じゃないよ・・・」
  「先生!『1』じゃありません!」「12って書いてください!」
先生「お、そうでした!12が一番上だったね。みんな、よく見てるね。間違いに
   気が付いてくれた。」
   児童に聞きながら、数字を書き込んでいく。

先生「時計に、針は何本ありますか?」
児童「二本です。」「三本です。」
先生「教室の時計に、針は三本あるね。
   一番細い針は、秒針と言います。
   1年生では、秒針は学習しません。
   二本の針の読み方を 学習します。」

   時計学習用の時計を見せる。
先生「長い針と 短い針の動きを見ていてね。」
児童 二つの針の動きを見て、動きの違いに気が付く。

先生 黒板に気付いたことをまとめる。
   長い針・・はやい ぐるっと
   短い針・・ゆっくり 少しずつ
   *どちらも、右回り。


 時計には、物差しが 二つある。
 短い針・・「いちゃん」ゆっくり動く
 長い針・・「ふんくん」足が速い
 と、YouTubeで小島よしおさんが、言っていました(*'▽')

先生「短い針は、『なんじ』を読みます。やってみよう!
児童 短針を見ながら「1じ」「2じ」・・・と読む。

先生 文字盤の1と2の間に短針を 合わせて「なんじ?」
児童 「1じ」「2じ」
先生 短針のどこからどこまでが、1時か教える。
   数字と数字の間にも、短針を置いて、「なんじ?」
   と児童に聞く。

先生「短い針を 読むことが出来るようになりました。
   今度は、長い針を読みましょう。
   今日は、『ちょうど』と『はん」。」
   
    長い針に注目させて、「はん」と「ちょうど」が
    言えるようにする。

    「はん」の時の、短い針の位置も確認する。

    最後に、短い針と長い針を合わせて、「なんじ」「なんじはん」を
   読む練習をする。


    みんなの前で、列ごと、班ごと、隣同士の二人、一人で
   時計を読む。
    プリントで、時計を読む練習をする。


   
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