この鉢?も最近購入したものです。
口径15.9高さ6.9底径6.4
裏の模様は表に比べてあっさりしています。手抜きでしょうか。
朝顔型のやや皿気味の鉢です。
縁にのみホツありました。これでやすかったんかい!と後で気づきました笑
絵の具を付けてしまった跡もあります。
光を当てると透けて見えるくらい薄いです。。。
ヤフオクですが、なんとなくウォッチにいれていおいたのをふと見ると時間ギリギリであまり値段上がってないのと、なんかよく見えてしまって衝動で札を入れたら落札してしまいました。
いつもある程度調べたり札を入れるべきか素人なりに考えるのですが、ぱっと見で購入してしまったのでまずいなと自分で思いました。
遅生さんの瓢箪形のお皿を出品しているところだったのと江戸期保証の文言あったのでまあ大丈夫かと思いました。
送料入れて昼飯5回分なので中途半端ですが色絵の勉強にいいかなと。
口径15.9高さ6.9底径6.4
品を見た瞬間おっ!いいんじゃない??と思いました。
いつもヤフオク等写真で買うときは想像通りのものか箱を開ける瞬間の緊張感があります。笑
銘が嘉晴年製
銘が嘉晴年製
晴バージョンです。
以前から萬歴年製や嘉晴年製は1700から1750くらいのイメージをなんとなく持っていました。
少し読んだ本を思いだすと、海外輸出の全盛から衰退の期間にあたるように思います。つまり中国ものの贋作を作っていたことなのでしょうか??笑
この辺の解釈をまだまだ勉強中です。
それでもこの辺りの銘は時代推測の一つの要素なのかなと。
裏の模様は表に比べてあっさりしています。手抜きでしょうか。
朝顔型のやや皿気味の鉢です。
縁にのみホツありました。これでやすかったんかい!と後で気づきました笑
絵の具を付けてしまった跡もあります。
時代は1720から1760辺りと適当に推測しました。
柴田コレのパート4あたりの後をさっと読んだのですが色絵も色々年代推測できる要素があり面白いと思いました。
ただ厄介なのは1700年代後半あたりでも元禄期の写しもあるようですし、さらにその後、大聖寺伊万里の写しもあります。
ちょっと難しすぎませんか??と笑
因みに大聖寺は陶石の違いで薄手でつくれるようです。多少高台に特徴があり石の色も違うようです。
光を当てると透けて見えるくらい薄いです。。。
お前は誰なんだ。笑
色絵の時代は難しいですね。
盛期以降であれば、絵付けと値段を基に追えばいいのではないかと、勝手に思っています(^.^)
ありがとうございます。
私もパッと見良く見えました。
古いものの細工の細かいものにすごく惹かれます。今はこれを職人が作ったらどれだけの手間がかかるんだろうと思うんですよね。
色絵に関してやはり大味なものよりいわゆる上手っぽいものは良いなあと最近思っています。
この品はそういう意味で良く見えました。例え元禄写しや大聖寺でも納得できると自分では思っています。
なんてカッコつけましたが本心はコレクターとして盛期のものであって欲しいです笑
(^^)
絵付けの感じから伊万里か大聖寺というのが妥当かと思われます。
ポイントになりそうなのは高台の畳付きの部分で
ある時代までの大聖寺はここが斜めに切られているものが多いようです。
伊万里の時代判定と言う点でよく言われるのが赤の発色で
盛期と後期では後期の方が暗い感じの赤になっている点のようです。
あと、これは個人的な思い込みですが、大聖寺の場合
染付の発色が伊万里とは違っているように思います。
特に落款の文字に特長がでるように感じています
いずれであるにしても、薄手で手の掛かった上手の鉢なのは間違いありませんね!。
ありがとうございます!
私も酒田さんのブログに影響されてつい最近別冊太陽の色絵絢爛という本をとりよせました。(^^)
明治頃の赤は成分の違いで暗い赤って書いていたような気がします。
ただ写真ではなかなか判断難しかったです。(-.-;)
ネットでは落款の字は崩れ気味とか見たような気がしますが、大聖寺をみたことないのでこれまた良く分かりません笑
唯一高台は今回のは大丈夫そうですが、色絵は難しいですね。
そろそろ染付に戻らないと勉強代が大変なことになりそうです笑笑
買う側にとっては良い時代になりましたよね(^_^)
製作年代につきましては、この手のものは、厳密に位置付けるのが難しいですよね。
私も、1720~1760というのはいい線いってるな~と思います。
ところで、「銘」を「嘉晴年製」としていますが、これは、中国の明の年号の「嘉靖」からきているので、その「銘」は「嘉靖年製」になるのだろうと思います。「晴」ではなく「靖」ですね。
やはり昔はもっと値段しましたよね!?
私のは傷ものですから安く買えたところはあると思いますが。
嘉晴年製の晴は陶工の間違いじゃないかと思っています(^^)
たまに年製の製を農とか書いてあるやつと同じかなあと思っておりました。
製作年代の判定は難しいですね。(>_<)
本を読んで尚且つ品を実際品を見ないとなかなか分からないのかなあと思いました。
※見ても分かっていませんが笑
それにしても多様な文様かつ色味はすごいですね。もう少し色絵の伊万里を彷徨いたい気持ちはあります。軍資金次第ですが笑