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米国の大統領選挙がカウントダウンに入ってきた。
近々第三回目の直接対決(討論会)が行われる。
過去2回の様子を見る限りトランプ氏に勝ち目はなさそうだが・・・
何とも言えぬモヤモヤ感がぬぐえない。
今さらながらだが、次元の低い討論会?に多くの方が落胆し、
失望に打ちひしがれているのではないか、と心配する。
トランプとクリントン、いずれが選ばれるにしろ米国の大統領だ。
超大国のトップとして、文字通り世界をリードする第一人者だ。
その候補たる2人が、直接対決では政策論議は横において、
非難合戦に終始している。
まあ、相手から攻められれば、反撃せざるを得ないのは理解できるが、
こと、米国だけではなく、世界をどう引っ張ってゆくのか、
世界中が注目している。
そのさ中でのこのありさまだ。
裏を返せば、米国は世界のリーダーから脱落し、
並み居る大国と同じ立場に立つことになったということだろう。
しかも両氏ともに好感度が低い。
前向きな選択ではなく、比較消去法でどちらかを選ぶなど、
米国の大統領選挙では過去に例のない前代未聞の出来事だろう。
選ぶ立場の米国民には気の毒でさえある。
否悲しいかな、その結果、世界のリーダーとして、
ただ黙って受け入れるだけの我々はもっと悲劇だ。
今や中東アジア、北朝鮮、東ヨーロッパ、アフリカ諸国での血なまぐさい争いは
複雑化し、拡大しつつある。
世界はどうなって行くのだろうか?
孫たちはどのような世界で生きていくのだろうか?
地球の、世界の行く末が心配だ。
高齢者故の摂り越し苦労なら幸いだが・・・
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