自由人?

自分なりの自由な生き方を模索できているだろうか?

桜を見る会に招かれて・・・

2020年01月22日 | Weblog
薄温かいある年4月、私は桜を見る会の会場にいた。

千人を優に超える人・人・人。

あちこちに人だまりが出来ている。
それぞれがテレビや、雑誌、新聞などでしょっちゅう見かける見慣れた顔の人物を囲んでいる。
いずれも政府や議員の人たちだ。

しばらくすると人並みが崩れはじめた。

十数人の塊となった人たちが、ゆっくりと歩んでくる。
時の内閣を構成する面々だ。

会話が漏れ聞こえてくる。

「ほんとにうららかでよいお天気だネ」
「おだやかで良いですな」

そして一陣の風が軽やかに吹き過ぎる。

やがてハラハラと桜の花びらが散り始めた。

A:「あらあら、マイナンバーカードが落ちてきた。」
B:「いやいや、ぺいぺい、クレジット、会員カードじゃないの?」
C:「なになに、あれは年金手帳だろう、いや、医療診断書かな?}
D:「何言ってんだい。あれはカジノで使うチップだろうよ。」
E:「みんな何言ってんだ。本当はお札に見えるんじゃないか?」

今まで押し黙って聞いていた中央の人物が口を開く。
「何を呑気なことを言ってるんですか。あれは投票用紙。心構えが足りませんぞ。」
一瞬静寂が訪れるが、すぐに元のとおり、にぎやかなざわめきが広がる。

時を超えて遠山の金さんが登場すれば、どんな啖呵を切っただろう。

「やいやい、この桜吹雪が目に・・・・・・」

目が覚めた。
夢だった。
幻の「桜を見る会」の光景が鮮やかに残っている。
もっとも小生など庶民が招待されることなどありえないのだが・・・。

さて今年はどうなる???







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