前川氏授業 市教委への質問、池田佳隆議員が添削も 自民文科部会の幹部

文部科学省が前川喜平・前事務次官の授業内容を報告するよう名古屋市教育委員会に求めていた問題で、文科省に照会したのは自民党文科部会長代理の池田佳隆衆院議員（比例東海）で、市教委への質問項目の添削もしていたことが毎日新聞の取材で明らかになったそうです。また、文科部会長を務める赤池誠章参院議員（比例代表）が文科省に照会していたことも判明したようです。池田佳隆衆院議員は２０１２年、自民党が政権を奪還した衆院選で愛知３区から立候補し初当選し、以後２回の選挙はいずれも比例復活。党の文科部会に所属する「安倍チルドレン」の一人。「あったものをなかったものにはできない」と事実を言う前川さんは、安倍政権にとっては目障りな存在なようで、活動を監視して揚げ足を取ろうとしたものだと思われます。

毎日新聞）前川氏授業　市教委への質問、添削も　自民文科部会の幹部（2018年3月20日 05時00分）
毎日新聞）前川氏授業　照会の池田議員　「安倍チルドレン」の一人（2018年3月20日 22時45分）
毎日新聞）前川氏授業 文科職員「影響ない、と言い逃れ苦しい」（2018年3月20日 21時55分）
東京新聞）前川氏授業　自民 赤池、池田氏が照会　質問内容 事前に修正（2018年3月20日 夕刊）
中日新聞・社説）前川氏の授業　政治家は干渉を慎め（2018年3月21日）
朝日新聞）自民議員に質問見せる　文科省、意見聞き修正　前川氏講演調査（2018年3月20日16時30分）

自民党の池田佳隆衆院議員（左）、赤池誠章参院議員（右）、朝日新聞サイトより
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