歩き日記

登山道情報・ウォーキングコース情報・愛犬とのウォーキング・生き物・植物・音楽など

高千穂峰鍛錬登山と背負子の使用感。

2012年10月13日 | Weblog
山の案内 歩き日記 今日の猫たち 霧島山系の案内

  今月末、霧島山系解禁で最も楽しみしていた、霧島東神社登山口から高千穂峰に登りたいと考えています。暖かい時期は、ヒルがおおいコースですので、冷えてきた10月末に計画した次第です。

 今回は、その前段として、リニューアル背負子にレットさんを背負って登る、”鍛錬登山”と、いうことで、高千穂河原登山口から高千穂峰に登ることにしました。登山口に6時着。外気温9度、少し肌寒い。駐車場には数台の車。

 駐車場でレットさんを外に出すと、背伸びをして、これから歩くぞとはりきっていますが、無視して、レットさんを背負子のキャリイに入れると、少しご機嫌が悪い。準備をして、背負子を背負うとズッシリとレットさんの重みが肩に伝わる。

 「レットさん少しは減量しろよ」「そんなに重くない」と、いつもの会話をしながら、6時30分歩き始める。今日は、レットさんが冷えるといけないので、服を着せキャリイに入れました。(^_^)v

 今日は、MP3プレイヤーで音楽を聴きながら登ることにしました。軽快な音楽を聴きながら、重さに耐えながら(ちと大げさか)、快適に歩くと、難関、直登急坂火山ビリ砂利登りです。

 ここで暫し休憩、レットさんをキャリイから出してやりました。休憩後、レットさんをキャリイに入れ、最初の難関、直登火山ビリ砂利登りにチャレンジ。今日は、久々に杖(1本)をついての登山です。

 あえぎながら登り、無事、馬の背につきました。「楽山さん、馬の背中歩きたい」「馬の背中?(笑い)歩きたいの」「WON」と、レットさんがおっしゃるので、馬の背だけは歩いてもらいました。

 キャリイから出すと走り回っています。風が少し強く、レットさんの耳が風に揺れて可愛いです。馬の背はレットさんのペースに合わせゆっくり歩きました。

 馬の背から鞍部へ、鞍部でレットさんをキャリイに入れ、直登急坂を登ります。火山ビリ砂利が深く、脚に負担がかかかります。「レットさん山頂はまだかね」「Z~Z~」と鼾。あえぎあえぎ登っていると、3人の若者が追い越していく。「運動靴に砂利が入るから、大変だろう」「そうです大変です」。振り返ると霧島連山の美しい風景が見えます。肩の重みを忘れる一瞬です。

 深いビリ砂利に苦労しながら登ると、山頂が見えてきました。山頂に8時45分無事到着。山頂で、先ほど追い越していった、3人の若者と犬の話や、世間ばなしに興じ、お互いに記念撮影とあいなり、HP掲載の許可をとり別れました。

 いつもの場所で、背負子をおろし、いつもの場所で、レットさんの記念撮影、いつもの場所で、おやつタイム、レットさんの風に揺れる耳が素敵。山頂は少し冷えます。登山者は数人で、静かな山頂に満足。(^_^)v

 鹿児島市内の3人の若者、さわやかな笑顔の素敵な若者でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 レットさん、青い空、筋雲、たなびく耳、きりりとした顔、遠くに見える霧島連山、絵になります。大好きな、大好きなレットさん、「長生きしてね」。ヘッドフォンから井上陽水の・・・・・楽しいことならなんでもやりたい・・・・悲しい人とは会いたくない・・・・・・「青空ひとりきり」が聞こえます。好きな曲です。

 レットさんをキャリイに入れ、下山開始。スパイク長靴でビリ砂利急坂登山道を、仙人のごとく、飛び跳ねるように快適に下りました。「どうでぃ、おもいしったか、ビリ砂利」と、訳の分からないことを呟き下りました。

 馬の背中でレットさんをおろし、レットさんペースでゆっくり、ゆっくり歩いていると、地下足袋の登山者と、「地下足袋良いですね」「前回、登山靴で苦労したからな、雨靴もいいね、でも滑らない」「いえスパイクですから大丈夫です、どちらから」「みやこんじょじゃひが」「じゃしか」と、もろかた弁での会話を楽しみました。(^_-)

 馬の背終点で、レットさんをキャリイに入れ、ビリ砂利急坂を快適に下り、緩やか登山道を歩いていると、「長靴いいですね」と、40代の素敵な女性登山者から声をかけられ、「良いですよ」「滑りませんか」「スパイクですので、雪の日も大丈夫です」「登山専門店で買うのですか」「いいえ、インターネットでスパイク長靴と、検索すればいいですよ」「そうですか、検索して私も購入します」「軽いのもありますので、よく調べて、購入してくださいね、」「はい」と、いろいろなお話しをして別れました。沢山の登山者が次から次に登ってきます。

 10時30分、登山口に無事、到着、荷物を片付けて、いつもの場所で、TOPVALUのブラックチョコレートでコーヒータイム。コーヒーのタイムのあとは、お昼寝、風が心地よい。ブラックチョコ、明治、森永、ロッテ、TOPVALU、今度、食べ比べしようかな、でも、一番苦みがあるのは、明治かな?。

 11時40分、目覚めて、カップラーメンとおにぎりの昼食、カップラーメンにお湯をかけ、直ぐに食べる、ほどよい固さが良い感じ、もちろんレットさんも昼食、昼食の後は、心地よい風に吹かれながら、またもお昼寝。

 
 13時30分、目覚めて荷物を片付け、レットさんと散歩、ムラサキシキブの実が紫に色めいていました。花言葉:愛され上手・聡明な女性。ヤマシロギク(シロヨメナ)も咲いていました。
 
 花言葉:隠れた美しさ。ウリハダカエデが紅葉していますが、霧島山系の紅葉は、まだ先と思いました。ヘッドフォンから森田童子の「僕たちの失敗」が聞こえ、ちょっと感傷的になりました。良い歌です。

 さて、背負子の使用感ですが、背負子の横棒が腰にあたり、不快感がありましたので、改善したいと思っています。それ以外、問題なく背負えそうです。「レットさんご感想は」「まずまずです」「・・・・・」。今回の鍛錬登山で体力に少し自信が持てましたので、次回、霧島東神社登山口から高千穂峰にチャレンジします。

 今日は、本当に充実した一日が過ごせました。お昼寝も十分できたし、沢山の鋭気を、恋人(山)からもらいました。感謝です。14時帰路につく、楽山時間7時間30分。

 夏休みをとっていなかったので、明日から、4連休、家族サービスに、つとめたいと、思っています。(^_^)v


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (若者(笑)三人の真ん中です)
2012-10-14 20:16:23
ブログ拝見させていただきました(^o^)
父親が霧島町の産まれで、祖母の家から高千穂峰は見えるんです。僕も幼少の頃から親しんで大好きな山です。
今回は会社の若手を始めて誘っての登山でした。
楽しい山の思い出をありがとうございました。
また、何処かの山でお逢いしたいです。
その日までレットさんもお元気で!
返信する
レットさんとの素敵な出会い (向かって左側の素敵な(笑)若者)
2012-10-14 20:35:18
昨日は高千穂峰初登頂でした。
もっと簡単に登れるものと思っていましたが、ビリ砂利に脚をとられる状況に何度も心が折れそうになりました。

だけど、止まる事なく足を一歩一歩と進めるとキツいながらも着実に頂上という目標に近づいて行くんだと登頂と同時に人生の教訓を教えられているようでした。。

そして…
頂上に着いた時のあの達成感は何とも言えないものですね!
これまでのキツかった道中が目の前に広がる広大な風景に全てもっていかれてしまう。
これが「山に魅せられる」って事なんでしょうか。

これに終わらず今後も色んな山を登ってみたいと強く思いました!

またどこかの山でお二人に会える事を楽しみにしています。
その時はまたレットさんと記念撮影させて下さいね(^-^)
これからも山の魅力を沢山の人に伝えていって下さい☆☆

返信する
こんばんは (右側の若者です(^^))
2012-10-14 21:05:08
いろんな話を聞かせてもらったり写真を撮ってもらったり、ありがとうございました。
体力が無く登山途中でくじけそうになりましたが登ることができてよかったです。
大きな達成感を感じることができました。

自分の実家にもジャックラッセルがいます。いつか一緒にのぼれたらなあ、と思いますがまだまだかなりの体力不足です(´・_・`)

これから体力をつけて登山をしたくなりました。また山で会うことができたら嬉しいです。レットさんもお元気で!
返信する
見ていただいてありがとうございます。 (won)
2012-10-15 12:20:07
☆若者(笑)三人の真ん中さんへ

会社の若手の皆さんを誘っての登山、若手の皆さん、
大満足の登山だったようですので、大成功でしたね。

山はいろんな喜びを与えてくれます。今後ともよろしくお願いいたします。

☆かって左側の素敵な(笑)若者

これまでのキツかった道中が目の前に広がる広大な風景に全てもっていかれてしまう。・・・・・

名文ですね。山に魅せられるそのとおりです。
素敵な若者さんは、間違いなく山男になると思います。楽しみです。

☆(右側の若者です(^^)

ジャックラッセルテリアさんと登ってください。
犬の体力は思った以上にあります。
人間も犬も何回も登ると自然に体力がつきます。
保証します。
犬連れ登山は、本当に楽しいですよ。


☆若者さん達へ

皆さんに会って、心が和み、ホットした気分で下山できました。
ありがとうございました。
これからも登山にチャレンジしてください。
レットともども会える日を楽しみしております。
返信する

コメントを投稿