歩き日記

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冠岳・中岳・材木岳に登る。

2015年09月22日 | Weblog

 山の案内 歩き日記 冠岳の案内 いちき串木野市 You Tubeで見る山の案内  

 体力度★☆☆☆☆ 危険度★☆☆☆☆ 標準歩行時間(休憩含まず)4時間

 歩行時間 (P)6:23→6:28(徐福像)632→6:55(A)7:00→7:08(B)7:10→7:15(C:煙草神社)7:20→7:28(D)7:30→登山道探索→7:59(E:中岳)8:02→引き返し→(D)8:21→8:30(F)8:41→9:00(H)9:07→(I)→9:23(J:西岳)9:35→9:40(k:天狗岩)→(K)→10:03(M)→10:20(O:阿弥陀堂)10:30→10:45(鎭国寺)11:00→11:15(P)
 いつかは、登りたいと思っていた、冠岳にやっと登ることができた。自宅を4時10分発、東九州道、九州縦貫道、南九州道を走り、6時05分駐車場着外気温20度、準備をして、6時23分登山開始。登山道は、歩きやすく、楽に登れるはずが・・・・・ポイントには、道標も設置され、目印テープもあるので、迷う心配はないはずが・・・・・・台風15号の影響で、次から、次に、倒木で、進路を阻まれ、苦労しました。そうそう、急坂もあるよ。煙草神社岩場、ゴマ岩は、足下注意ね。
 無料駐車場は、広く、トイレもありますが、汚いです。駐車場から吹上浜、いちき串木野市が方面が見えますが、今日は、曇天で霞んでいました。  P地点(駐車場)から、やや急坂歩道を歩き、A地点(煙草神社登山口)を目指します。復路は、鎭国寺(ちんごくじ)経由で下山します。
 まずは、徐福像にあいさつします。秦の始皇帝の命により、不老不死の薬草をとりにきた、徐福 が冠岳の山頂に王冠を置いたところから、冠岳となりました。  2車線道路から、緩やか、やや急坂、1車線の「ふれあい林道」を歩きます。ほぼ、全線下りです。
 冠嶽88箇所めぐりのお堂が、あちこちに、設置され、お堂の中に、仏様が、鎮座されています。  林道歩くと煙草神社入口に着きます。ワクワクする、気持ちを、抑えながら、左折します。レットさん元気です。
 A地点から、急坂石段登りになります。石段を登ると、大岩が眼前に現れます。レットさん目をクルクル驚いています。大岩の間を歩きます。  枯れ枝の落ちた、歩きにくい、急坂石段を登ると、B地点に着きます。道標に従い、左折し、たばこ神社を目指します。
 緩やかな登山道を下ると、お堂に出会い、ここからが、急坂下りになります。  このコース、有名な、くさり岩場です。レットさんを一段、一段、降ろし、下ります。岩に凹凸があり、楽に、登り、下りできました。
 たばこ神社の鳥居をくぐると、断崖絶壁の崖を削り取った、参道を、転落しないように、歩きます。入口に灰皿が置かれています。たばこ神社に灰皿、笑ってしまいました。  柵の中に、たばこ採取の注意書看板が、設置されています。柵の外に、煙草はえて、花が、咲いていました。
 B地点から、急坂、プラ段(プラスチック階段)登りになります。 急坂を登り切ると、平坦な作業道にでます。道標に従い左折します。倒木が目に付きます。
 作業道から、急坂石段登山道になります。倒木と枯れ枝で、歩きにくい。  次から、次に、倒木が、進路を阻む、どこを歩くか、レットさんを抱っこし、倒木の枝をかき分けたり、遠回りしたり、「フー」と、ため息が出ます。
 倒木を乗り越えて、石段を歩くと、緩やか、平坦登山道になると、D地点に着きます。ここを右折し、材木岳を目指します。  また、また、倒木の連続で、登山道も不明瞭、どこを歩く、悩みながら、急坂山腹を浸食された、旧登山道添いを登りました。倒木地点では、レットさんを抱っこして、歩きます。
 山腹を登ると、稜線の目印テープを発見、ホット一息、ところが、目印テープが左右に分かれている。とりあえずは、右折する。  進路を阻む、倒木を乗り越え、歩くと、中岳山頂に着いてしまい、吃驚、中岳山頂に立てて、ラッキーな、気分になりました。
 材木岳はどこだ、迷ったら、引き返す、D地点に引き返し、周辺を探索すると、倒木に隠れた、目印テープ発見、それを目印に、不安な気持で、歩きました。  倒木を乗り越えると、材木だけの道標が落ちていました。それを拾い、木に括り付け、ここを歩けば、間違いなく、材木岳に着けると、確信を持って歩きました。(^_^)v
 倒木に、苦労しながら、急坂を登ると、急坂、石段登山道になります。   材木岳の頂上と思い、行者堂を撮影、材木岳は、ここから、数分の森の中にあるそうです。知らなかった。自分的には、レットさん的には、一応、ここを山頂にします。

 小腹が空いたので、おやつタイム、コーヒーと薄皮クリームパン、レットさんは、いつものおやつを食べ、、元気になったようです。

 行者堂からは、いちき串木野市、東シナ海が見えのですが、曇天で霞んでいます。このコース一番の眺望と思いました。

  材木岳の山頂は、四角柱や五角柱の岩が積み重なり、ちょうど、材木を積んだ様子に似ているところから、材木岳と名が付いたと、案内板に書いてありました。
  材木岳から、D地点へ引き返し、経塚、西嶽(冠岳山頂)を目指し歩きます。登山道には、同じく、倒木が、次から、次に、現れ、進路を阻みます。
 本来は、倒木さえなければ、画像のように、歩きやすい登山道なのです。   緩やか、やや、急坂倒木登山道を歩くと、G地点に着きます。直進は、西岳山頂ですが、ここは、左折し、経塚を目指します。
 急坂プラ段を、レットさんを抱っこし、倒木を乗り越え、経塚を目指し、歩きます。   プラ段を登り切り、経塚に着きました。経塚は、台風の風で、屋根のトタンが、半分、飛んでいました。また、道標も倒れ、台風の凄さを、感じました。 
 経塚から、倒木がなく、歩きやすい、やや急坂登山道を下ります。  やや急、ゆるやかと、変化する、登山道を下ると、I地点に着きます。ここは、左折し、西岳山頂を目指します。倒木さえなければ、歩きやすい、平坦登山道です。 
 勾配の変化する、登山道を歩くと、急坂プラ段登りが続きます。   勾配の変化する、登山道を歩くと、西岳山頂が見えてきます。
 9時07分西岳山頂着。山頂は、広く、社があります。西岳は、冠岳連山の最高峰です。通常、西岳を冠岳と言います。西岳山頂の形が、風折鳥帽子に、似ているところから、冠岳と、名がついた、との、説もあります。

 山頂には2等三角点(点名:西岳/標高516.26m)が、鎮座しています。眺望は、良いのですが、霞んで見えません。9時35分下山開始。
 一部、落葉に埋もれた、急坂プラ段を下ります。
 急坂プラ段から、平坦になると、K地点に着きます。直進で正福(せいふく)、左折直ぐで、天狗岩です。正福は地名です。  天狗岩です。岩の上から、眺望が楽しめます。大岩の横から、回り込んで、見ると、天狗岩の意味が分かります。
 倒木を乗り越え、阿弥陀堂を目指し、平坦登山道を歩くと、レットさんが立ち止まって歩かない。

 いくらよんでもも来ない、歩行拒否と思い、レットさんのところに行くと、踏み跡くっきりの登山道が、れっとさんの目先にある。私が、登山道を間違っていることを、教えてくれたのです。凄いでしょう。レットさんに感謝です。
 平坦、緩やか、登山道から、急坂プラ段登山道下りに変化し、倒木を乗り越え、歩くと、急坂石段登山道、下りに、変化します。 
 石段を下ると、M地点(鳥居)に着きます。ここを左折し、阿弥陀堂を目指します。  やや急坂、コンクリート舗装林道から、ゆるやかな砂利林道を下ります。レットさん苦手の舗装、砂利道歩きです。 
 砂利林道を下ると、広場に出ます。ここに、車を駐車する、西岳登山コースは、最短コースと聞きました。N地点を左折し、阿弥陀堂を目指します。倒木で、入口を探すのに苦労しました。 レットさん少し、お疲れ気味です。  倒木をかき分け、急坂登山道を登ります。枯れ枝が、堆積し、短足レットさん、苦しそうに必死で付いてきます。その姿に涙。 
 急坂を登り切ると、急坂石段にになります。 大きな屋根の建物は、休憩所だろうか?  O地点(阿弥陀堂)に着きました。 明治初めまで、お堂があったそうです。その名残の石柱や灯籠があります。レットさん、何か、必死で、お祈りしています。
 レットさんに水と、おやつを与え、下山を開始すると、歩行拒否、枯れ枝登山道で、疲れたようです。   歩きにくい、登山道を、頑張って、歩いてくれました。感謝です。
 やや急坂、揺るかに下る、赤茶けたコンクリート舗装林道を、冠岳を正面に見ながら、快適に歩きます。  鎭国寺に着くと、「冠岳に登られたのですか」「はい登りました」「どうでしたか」、何でも、写真のご夫婦が、登りたいとのこと、「倒木で大変です、その服装での登山は、やめた方がいいですよ」

 川内市の、ご夫婦は、私の言葉に、納得され、帰られました。写真、右のご婦人は、鎭国寺にお手伝いに、こられているとのことでした。鎭国寺は、神仏習合で、廃仏毀釈で取り壊されたのを昭和58年復元された、新しいお寺です。

 ご婦人から、いろいろお話を伺い、20分ほど、楽しい、一時を過ごせました。台風15号の風は、鎭国寺で、35年働いて、初めての経験で、恐かったそうです。パンフレットも頂きました。ありがとうございます。皆さん笑顔が素敵ですよ。
 鎭国寺の、広さに吃驚しました。11月23日、冠岳柴燈(かんがくさいとう)護摩供養が、開かれます。詳しくは、HPを見てください。 画像は、黄不動堂です。  ご婦人に道順を教えて、もらい、急坂、緩やか下りの、石段、林道風参道を、快適に下り、徐福像にを見ながら、左折しP地点(駐車場)に無事着きました。

 P地点11時15分着。楽山時間4時間52分。倒木には、苦労したけけど、思いで深い登山でした。
 帰路、気になっていた、道標のゴマ岩に登りました。ふれあい林道から、急坂階段を登ります。レットさんを誘ったのですが、熟睡で返事がありませんでした。   階段から、平坦になり、鉄梯子、登りが、待っています。慎重に登ります。
 2回目の鉄梯子を登ると、断崖絶壁の上に出ます。足のすくむ、岩場を登ると、祠があります。10分弱で着きます。仙人岩も見えます。   帰路、冠嶽園(かんがくえん)に立ち寄り、望嶽亭に登り昼食。 
 今日のメニューは、キムチおにぎりと、鮭煮込みと、デザートのオレンジ。レットさんも別メニューで昼食。「美味しかったね」「uon!」  霧島市のご夫婦が登って来られ、愛犬をなくし、もう飼わないと思ったのですが、2年前、娘のすすめで、再度、飼っているとの話しをお聞きしました。旦那さんは、学生時代、山岳部で、重い荷物を背負い縦走していた、強者です。

 何でも、奥さんは、登山嫌いとのこと、「私の家内も嫌いです」と、大笑いになりました。山や愛犬の話しで、大いに盛り上がりました。是非、愛犬と一緒に登ってくださいと、お願いし、お別れしました。

 そうそう、お二人は宮崎市出身です。素敵なご夫婦ですね。  
 今日の一枚。私に登山道の間違いを、教えて、鼻高々のレットさん。ありがとうね。帰路は、霧島市のご夫婦教えていただいた、一般道で帰りました。早朝なら、渋滞もないので、高速と、時間の、大差はないと、思いました。 次回、再度、チャレンジする時は、一般道を走ろう。

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2 コメント

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また、お会いしましょう。 (福永 徹)
2015-09-23 15:07:09
冠岳でお話をさせていただいた、霧島の福永です。
ブログ拝見させて頂きました。また、どこかでお会いできる事を祈念します。素敵な、生き方をされてますね。
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愛犬と一緒に会いましょう (楽山)
2015-09-25 12:17:02
福永様

 コメントありがうございます。。
帰りは、福永様のお話を参考に一般道で帰りました。
時間に大差なく、高速料金、得しました。ありがとうございます。
山で愛犬と一緒に会える日を楽しみにしています。
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