歩き日記

登山道情報・ウォーキングコース情報・愛犬とのウォーキング・生き物・植物・音楽など

神の数式

2013年12月29日 | Weblog
 山の案内 歩き日記 

NHK神の数式~天才たちの100年の苦闘~を見て

 宇宙のはじまりを解く、唯一無二の式、それが神の数式。この式で、全宇宙の謎が解ける。その鍵を握るのが、ブラックホールの底、超ミクロの世界。アインシュタインの一般相対性理論でも解明できない世界。解決の糸口は相対性理論と素粒子の数式を合わせ計算すること。

  ロシアのブロンスタインは、貧乏家庭で育ち、独学で物理を勉強し、19歳で相対性理論と素粒子の数式を完璧に理解した。この二つを合わせて計算すると、分母が0になり、無限大なる矛盾に気づく。

 無限大の問題に頭を悩ます、ある日、突然、秘密警察に逮捕され、銃殺され森に埋められた。スターリンの大粛清によって、31歳の大天才は、この世から抹殺されたのである。もし彼が、生きていたら、神の数式、解明に貢献しただろうと言われている。

 アインシュタイン、ブロンスタイン、湯川秀樹、南部陽一郎など天才物理学者は、紙と鉛筆だけで、これら難解な数式を導きだしている。コンピューターは、既成概念しか認識しないので、新しい数式を導き出せない。

  この番組は、物理の苦手な私でも、何となく理解できるように、編集されている。それにしても、紙と鉛筆だけで、難解な数式を生み出す、天才物理学者のすごさ、彼らの頭は、摩訶不思議な世界だ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿