歩き日記

登山道情報・ウォーキングコース情報・愛犬とのウォーキング・生き物・植物・音楽など

えびの高原より韓国岳に登る。

2012年10月07日 | Weblog
 山の案内 歩き日記 霧島山系の案内
 今日は、小学校からの友人、Hさんご夫婦を案内して韓国岳に登りました。7時、都城駅前で待ち合わせ「おう、きゅ(今日)は どっかい(どこから) のぼっとか」「えびのこうげんじゃっど」と、もろかた弁の会話、奥さんに挨拶し出発。

 今日は遅めの出発なので、えびの高原有料駐車場に車を駐め、8時登山開始。この時間帯で無料駐車場は満杯。登山道沿いは、美しい銀色のススキ原が広がっています。そこを、「あん てっとうが みゅうどが 白鳥山 じゃど」「じゃっとか」と、山の案内をしながら登りました。

 1合目から急坂が続き、ご夫婦に配慮し、こまめに休憩をとりながら登りました。仲の良いご夫婦で、邪魔しないように、こっそり隠し撮り、次から次に沢山の登山者が登ってきます。

 5合目に着き、Hさんご夫婦とレットさんの記念撮影。最高の天気で雲一つありません。Hさんは曰く「おやよ(俺は) はれおとこ じゃど」「じゃっとや」。

 10時、山頂に無事つきました。ここでも記念撮影していると、男性登山者が「撮しましょうか」「よろしくお願いします」と、私とレットさんもツーショットで記念撮影。

 Hさんご夫婦に霧島連山を説明し、お二人にはご休憩いただき、私は、風景動画、写真、花撮影で、あちこち”うろうろ”しました。もちろんレットさんの撮影も忘れません。霞んで遠くの風景は、鮮明に見えませんが、やっと見られた、霧島連山に感動しました。晴れ男、Hさんのお陰と感謝しております。

 花の写真:左よりキリシマヒゴダイ(背丈、低地では30cm、山頂付近では10cm、県内では唯一霧島のみ)・センブリ(胃腸薬・煎じて千回繰り返しても苦みが残るからセンブリ)・ホソバリンドウ(普通のリンドウより葉が細いのでホソバ)

 山頂には、次から次に登山者が登ってきます。山頂の記念撮影で順番待ちがでるほどです。大げさかもしれないですが、山頂も、登山道も、都会なみの混雑と思いました。

 そこで、歩きの遅いレットさんは、登山者の歩行を妨げるので、抱っこして下山しました。レットさんは、相変わらず凄い人気で「めちゃ可愛い、ワンちゃんすごいね、あ・ワンちゃんだ、いい顔している・・・・・・」と、私も鼻高々です。「とうぜんwon!」。下山していると、さわやかな笑顔のご夫婦から

 「犬種はなんですか」「ジャックラッセルテリアです」「良い顔していますね」「ありがとうございます」

 「私の家の犬は15歳で亡くなりました」「寂しいでしょうね」

  「はい、いつも一緒に登っていましたから、体力がなくなった時は背負って登りました」

 「山に登るといろいろと思い出すでしょう」「はい・・・・・」と寂しそうな顔をされたました。

 奥さんが「でも、いつも一緒に登っていますから」と、胸に迫る言葉にジーンときました。ご夫婦の撮影を忘れるという、”凡ミス”、よって写真を掲載できません。m(_ _)m

 犬談義をしている間に、Hさん夫婦は、足取り軽く下山されました。レットさんを見て「ポチ」と言われた登山者がおられ、小学生の教科書に、犬と言えば「ポチ」と書いてあったような、記憶がよみがえり、思わず懐かしさに笑みがこぼれました。えびの高原を見ると沢山の車で溢れるています。第1・2駐車場も満杯状態。

 登山口で昼食。Hさんの奥さんは栄養士さんで、美味しそうな弁当を持参されていました。「今度、我が家に遊びにきてください」と奥さんが言われたので「宮崎の”にしたち”より奥さんの手料理で飲む、いいですね」と答え、近々訪ねるかと思いました。コーヒーを涌かし、3人で飲み(チョコレート忘れたのが悔やまれる)、ご夫婦は小林市に用事があるとのことで、ここでお別れしました。登山口12時着楽山時間4時間、Hさんご夫婦に喜んでもらったし、満足の一日でした。(^_^)v 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿