歩き日記

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えびの高原池めぐり・白鳥山・甑岳を歩く

2008年09月22日 | Weblog
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 本コースは家族登山に最適である。標識、目印テープ、踏み跡もしっかりあり迷う心配はないが、甑岳は林の中を歩くので目印テープを確認しながら注意して歩くこと。またガスや積雪時は迷う危険性があるのでオススメしない。

☆歩行時間(撮影登山道記録しながら)

A(8:45)→(8:56)B(8:57)→(9:18)D(9:20)→(9:24)二湖(9:39)→(9:54)白鳥山(10:03)→(10:14)北展望台(10:21)→(10:35)六観音御池(10:45)→(10:54)G/甑岳登山口(10:56)→(11:16)H(11:23)→(11:56)山頂(12:56)→(13:23)H(13:25)→(13:28)K(13:29)→(13:43)A

 霧島山系の最新登山道情報調査のために白鳥山・池めぐり・甑岳に登ることにする。本当は、河原から韓国岳に登りたかったが、新燃岳が入山禁止となっており断念する。

 さて甑岳といえば、最後の20分の荒れた直登の急傾斜登山道が難所であるが、さてどうなることやら。いつもは有料駐車場に車を止めるのだが、今回は楽なコース設定でA地点に駐車し歩くことにする。

 逆コースは白鳥山の登りが急坂なので疲れる。「年寄りは大変だね」「うるさい」。A地点からやや急坂な整備された、広い散策道を下ると緩やかな散策道になり、県道1号を2箇所横断すると有料駐車場に着く。

 駐車場脇を歩くとB地点につく左右どちらのコースを歩いてもC地点に着く。C地点から急坂な石段となる。石段を登っているとえびの展望台が左手に見える。立ち寄って雄大な韓国岳を眺めるの良いだろう。今回は先を急ぐためパス。 

 池めぐり散策道は整備され大変歩きやすい標識もしっかりある。やや急坂な赤松林の散策道を登ると緩やかになりD地点に着く。D地点、左に二湖パノラマ展望台、右に白紫池(びゃくしいけ)だ、今回は左に進路をとる。

 D地点から二湖パノラマ展望台までの登山道は、急坂でやや荒れている。雨の日は滑りに注意しよう。距離で200mだから問題ないか。六観音御池と白紫池(びゃくしいけ)が見られる展望台で、二湖パノラマ展望台と名付けられた。紅葉、積雪の時、最高の風景が見られる。

 二湖パノラマ展望台で流れる汗を拭き、レットに水を与え、暫く美しい風景に見とれる。「東に甑岳、六観音御池、夷守岳、北に白鳥山、白紫池、南に韓国岳、でございます。」「うまいレット」「WON!」(^o^)汗が乾いたので白鳥山を目指し歩き始める。

 緩やかな登りの狭い登山道から、広いガレ場の登山道になる。そこから狭い急坂なガレ場をひと登りで視界が開け、広い急坂なガレ場となる。

 白紫池を前景に雄大な韓国岳を眺めるなら、右コースをオススメする。右コースをぐるりと回ると、無線中継所の白い鉄塔が見える。青空に映えて美しい。雨中後は途中数箇所泥濘があるので注意。

急坂なガレ場の登山道が、緩やかな登山道に変わり、右折すると白鳥山山頂に着く。標識がないので踏み跡を確認しよう。白鳥山山頂からの眺めは素晴らしい。

 九州中央山地の山々、長崎雲仙まで見える。秋の風が吹き出した、気持ち良い風にしばし吹かれる。近頃は、空が霞み遠くの風景が見えない。異常気象だろうか。

 阿蘇山がかすかに見えたことがあった。三角点は山頂の東側片隅にあるので見つけてください。短足レットをモデルに三角点撮影、短足だから足を三角点に乗せないと草むらに隠れてしまうのです。レットが怒っております。(^o^)

 白鳥山山頂からは、登山道が狭くなり緩やかな下りとなる。短い急坂を下ると北展望台に着く。雨中後は、数箇所の泥濘あり。ここでしばし眼前に展開する雄大な風景を楽しむ。

 風が心地良い。レットにおやつと水を与え、お茶タイムとする。熱いお茶がうまい。展望台から、急坂な下りの狭い岩場(ガレ場)の登山道となる。昔は荒れていたが、綺麗に整備されかなり歩きやすい。「短足犬も一人で歩けるね」「うるさい」(^o^)

 急坂を下るとF地点に着く。ここから楽に歩ける散策道だ。木段と歩幅が合わないので、テンポ良くは、歩けない。やや急な木段を下り緩やかになると大木杉に出会う。推定樹齢五百数十年の杉である。

 大木杉から短く下ると六観音御池に着く。韓国岳を背景にした六観音御池が美しい。紅葉の時期、たくさんのカメラマンで賑わう場所である。撮影時間は西日が当たる2時過ぎが良い。

 しばし涼しい風に吹かれながらレットと美しい湖面のさざ波を眺め、甑岳に向け歩き始める。緩やかな登りの散策道を快適に歩く。

 緩やかな登りから短い急坂を登ると下りになる。快適に下ると短いアップダウンになり石段の急坂な登りなる。石段の途中にG地点(甑岳登山口)の道しるべが見える。

 左折すると下りの緩やかな狭い登山道になり、、暫く歩くと広い登山道になり、また暫く歩くとやや急な登山道になり岩場となる。目印テープを確認しながら歩こう。

苔むした短い短い岩場を登り、急坂な岩場を下ると、緩やかな広い登山道になりH地点に着く。左折し甑岳を目指す。緩やかな登山道からやや急な登山道になり、苔むした岩場を下ると木橋に出会う。

 弱虫レットはこの橋を一人で渡れないのです。「弱虫レット、でも可愛いから許すね」「WON!!」(^o^)

 木橋を渡り緩やかな登山道を快適に歩くと、木の根が露出した登山道になり、登山道も狭くなる。ここから今日、最大の難所、直登部の急坂登りだ。

 四肢をフル回転させて登るかと覚悟したが、なんと木段で整備され楽に登れる。昔の登山道は閉鎖されいる。楽に登れるが、さすがに急傾斜の登山道はきつい、特に最後の5分間はきつかった。

 「山頂はまだか」「まだだよWON」とレットに笑われた。※登山道を整備してくださった皆様に感謝、「ありがとうございます。おかげで楽に安全に登れます。」

 ひぃひぃ言いながら広い山頂に着いた。汗びっしょりだ。幸いに誰もいないので服を脱ぎ岩場に並べ乾かす。秋の風で体を冷やす。山頂から眼前に迫る韓国岳、六観音御池を見ながら昼食とする。

 おにぎり弁当、リンゴ、梨のデザートだ。もちろんレットにもおやつがある。ポットの熱いお茶を飲む、「うまい」のである。しばし休憩し火口原を見るとかなり湿っているようだ。三角点に行こうか迷ったが、レットが濡れるし、夏から秋はマムシも出没するし断念する。

 参考までに、山頂から急坂な滑りやすい登山道を短く下ると火口原にでる。火口原の踏み跡を辿り歩くと登山道終点の標柱がある、そこから踏み跡を辿ると三角点に着く。

 マムシには、くれぐれも気を付けてください。しばしレットと会話し昼寝の時間を楽しみ、服も乾いたので準備し下山を開始する。今日はスパイク長靴で登った。泥濘では役だったが、やっぱり暑い。

 「抱っこされ楽に歩ける泥濘大好きレット」「フン」(^o^) 急坂な登山道を慎重に下ると緩やかな登山道になりH地点に着く。H地点から苔むしたやや急な岩場の登山道を登ると緩やかな広い登山道になる。

 広い登山道から狭い短い急坂をひと登りでK地点に着く。ここから県道1号のやや急坂を歩くと、緩やか勾配になり不動池が見えてくる。コバルトブルーの美しい不動池を見ながら歩道を歩くとA地点に着く。

 A地点で服を着替え帰路につく。いつものことだがレットは熟睡状態だ。たまには運転してと言いたくなるが、寝顔が可愛いので許すか。4時間58分の山楽でした。(^o^)

 

 

 


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