7月に続き、8月も様々な製品の値上げが消費者の懐を直撃することになりそうだ。新日本石油などは8月のガソリン卸値を1リットルあたり6円程度引き上げる見通しで、レギュラー製品の店頭価格が1リットル180円台後半まで上昇する可能性が出てきた。食品でもマヨネーズやチーズ、卵などが8月から値上げされる。ただ、高値を嫌気した顧客の買い控えが広がり、消費を冷やす懸念もある。値上げがどこまで浸透するか、不透明さも強まっている。
石油連盟の天坊昭彦会長(出光興産社長)は23日の記者会見で、石油元売り各社が8月に出荷する石油製品の原油調達コストが7月に比べ1リットル6円程度上昇するとの見方を示した。これに伴い新日石は8月出荷分の卸値を1リットル6円程度、ジャパンエナジーは6―7円引き上げる見通しだ。
NIKKEI NET
石油連盟の天坊昭彦会長(出光興産社長)は23日の記者会見で、石油元売り各社が8月に出荷する石油製品の原油調達コストが7月に比べ1リットル6円程度上昇するとの見方を示した。これに伴い新日石は8月出荷分の卸値を1リットル6円程度、ジャパンエナジーは6―7円引き上げる見通しだ。
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