今回紹介するのはTCCの「MINI CUPS AND BALLS」です。タイトルそのままで、小さなカップです。小さなカップがリリースされるのは、珍しい事ではありませんが、話題のTCCが作るカップので、やはり欲しくなってしまいます。セオマジックさんで初めに発売されたときは、迷っているうちに売り切れたので、再入荷で購入しました。既に売り切れになっています。TCC本家のHPを示します。
上記ページに「10TH ANNIVERSARY RELEASE」とありますので、記念作品等事でしょうか。同ページに動画ありますが、別途貼り付けます。
TCCっぽい、個人的には好きな感じの映像です。映像の中で、カップの重さを測り、270gとメモをとるシーンがあります。この270gというのは以前紹介したTCCのカップ(Artistic Cups and Balls」のカップの重さです。
高さ約34mmのミニカップで渋いけどかわいいです。オフィスのデスクなどにもちょこっと飾れるサイズですね。置物として飾っておくのもよいです。心が和みます(って私だけでしょうか)。まあ、一般の人がみたら何かよくわからないと思いますが(笑)。以前カップのキーホルダーを付けていたら、「鐘」を付けているのか?と言われて事があります
単なる置物ではなく、マジックが行えます。手順の解説も付きます。しかし、普通の大きさのカップの手順はこの小さいボールではできませんので、解説ビデオでは、いわゆる「悟空の玉」の手順と「スリーシェル」の手順の合わせ技という感じになっています。ボールはスリーシェルのボールと同様の素材でできており、スチールやロードが行いやすいです。
真鍮で作成したカップの表面にアンティークブロンズ仕上げをしています。いい感じの色です。ただ、さらにその上に保護剤が塗られており、表面をプロテクトしているのですが、それが結構大量についており、ピカピカしているので、そこが少しレトロ感を弱めてしまってます。さらに、そのためか、スタックしたときにグラグラしてしまいます。
形はArtistic Cups and Ballsを小さくした感じでしょうか。並べて撮影した写真をご覧ください。以前の記事で書かせて頂きましたように、Artistic Cups and BallsとそっくりであるLEGEND Cups and Ballとも写真を撮りましたので、ご覧ください。
また、TCCの商品によくあるのですが、ケースにもこだわっています。ディスプレイにも使え、持ち運びに便利、見栄えも良いケースになっています。
さて、いつものように少し、脱線です。ミニカップなので、ミニウォンドを一緒に撮影してみました。このウォンドはただのウォンドではなく、ギミック付きです。John Kennedy氏のStir Fryという商品で20年ほど前に購入しました。。今も改良版は販売されてますが、形がペンに変化してました。
商品説明や動画を見て頂くとおわかりのように、音を使ったマジックです。ギミックでコインが入っているかのような音を出して、それをかき混ぜるという動作の中で回収してしまいます。私が20年ほど前にこの商品を購入したのは、ゆうきとも氏の名作「サウンドビジネス」の手順の中で使いたいと思ったからです。
http://plaza.harmonix.ne.jp/~k-miwa/magic/something/soundbisiness.html
マジェイアさんの記事では「モダクラ」で解説されいるとありますが、映像でも解説されており、これがあの名作ビデオシリーズとなるWISE WORKSのVOL1です。まあゆうき氏も若いですよね…。とにかく、「サウンドビジネス」はお勧めのマジックですので、ご興ある方は是非ご覧ください