池やん!まいど!おおきに!ごきげんどぅ!

仕事・今までの人生
このごろ悩みが多くて困ります。
周りの多くの人に救われているのを
実感する今日この頃。

北陸豪雪 2018・2・5~7(1台/1500台)④総括

2018年02月26日 | 驚きました。
本年、2月1日から久々に、6年ほど前にお世話になった会社のお仕事を
させていただいていて、本業である農業が閑散期の収入確保ができて、
感謝の気持ちでいっぱいの今日この頃である。

で、2018年2月5日、あの日、私は、大阪から、北陸方面へ仕事の旅に出た。
往路=公共交通機関・復路=新車トラックの自走で京都へ帰るオペーレーションである。

しかしである・・・・・・。



2月7日の朝は、少し安堵の気持ちで迎える事が出来た。
何より、店内の食品は不足がちとは言えども、何らかの口にするものが手に入る場所で、
この地より、福井県内に入ることを画策することにした。

しかし、燃料が足りない。

とにかく、加賀インター取り付けと、国道8号線の交点に有る、給油所までの裏道を探す。
そこまで到達すれば、国道8号の代替え路として、加賀IC~福井ICが、
無料で開通しているという情報が有り、それにチャレンジする事にした。
福井県内に入れば、国道を使わない裏道を知る。

いっそ、海沿いに出て、国道305号で三国・越前方面へ向かう事も考えに有ったが、
万が一のことを考え、安全パイを選択する事にした。

昼前まで、じっと行動を抑制し、他車の動きを観察し、情報を収集する。



加賀市街地から、裏道を通り、数度の横向きスライドを経験し、
辛うじて給油所までたどり着いた。
この給油所でも、給油制限を行っている。
タンクローリーによる供給が途絶えている。
軽油50ℓまで、ガソリンにあっては、10ℓまで。
私は、万が一の為に40ℓを給油した。
フューエルゲージは、4分の1から4分の3まで上昇。
昨日、40ℓを給油しているので、約24時間で20ℓほどを消費している。



日が暮れて、福井市内での混雑を回避する目論見で、19時頃を出発予定に考え、
給油所横の日配食品は何も無いが、乾きモノ食料と水を買い、
時間を過ごす4時間ほど。
ままよと、加賀ICから高速道路を走るが、高速では走れない。
でこぼこが車の向きを安定させない。
せいぜい、時速30kmが安全速度。
猛吹雪の中、ハザードランプを一生分ほど点滅させ前車に続き低速走行する。



豪雪の被害が著しく市民生活に影響を及ぼした福井市内に、20年前の地理記憶をたどり、
武生で国道8号線への抜け道を求め流離う。
道路周辺の建物や、標識に見覚えが有るものを頼りにして、流離う。
で、武生に出た。
一気に、疲れが出てしまい、脱力と睡魔に襲われる。
が、国道8号を選ばず、険しいかもしれない国道365号→476号で敦賀市内方向を選ぶ。
敦賀に入れば、あとは庭先。
敦賀のどこかで、仮眠をと考えたが、日本海側を避けた方が無難と考え、
少し我慢で、湖北まで南下する決意を固めマキノ駅前で仮眠。

無事、京都帰着は、4日目早朝、2月8日・午前5時。

多くの方々に心配していただき、また、実際にご助力いただける私は幸せ者です。

越前岬  川野夏美 (2007年)


【総括】
観光地化された植えられた水仙ではない、岩の隙間で生きる自生水仙が見たい。

ただそれだけである。

水仙・・・・・。

越前岬の。

北陸豪雪 2018・2・5~7(1台/1500台)③情

2018年02月25日 | 驚きました。
本年、2月1日から久々に、6年ほど前にお世話になった会社のお仕事を
させていただいていて、本業である農業が閑散期の収入確保ができて、
感謝の気持ちでいっぱいの今日この頃である。

で、2018年2月5日、あの日、私は、大阪から、北陸方面へ仕事の旅に出た。
往路=公共交通機関・復路=新車トラックの自走で京都へ帰るオペーレーションである。

しかしである・・・・・・。



運転席の窓をノックするのは、防寒具に身を固めた一人の男性である。
ハッキリ言って、「びっくりした。」
眼だけが出ているからである。

「お困りごとはありませんか?」
「体調は大丈夫ですか?」
「少しのモノで申し訳ないですが、これでしのいで下さい。」
と、手渡されたものが上記画像の援助物資。
今の私のおかれている現状において、最高に感謝する言葉を申し上げた。



何もする事のない車内に於いての。停車12時間目の2月7日への日付変更は、
この援助物資を味わい、窓を全開にして、横殴りの雪を見て感動すら覚えていた。
「自然はすごい。」
「日本人の思いやりの心は素晴らしい。」と、しみじみ。
少し、運動をしようと思い、雪中を100m程先の、路側までけん引してくれたトラック迄を、
歩いたり、駆け足で3往復してみた。「ここまで埋まると全く動かんよなぁ~。」と思いながら、
運転席を見上げると、既にカーテンが閉められ睡眠タイムのご様子。

私も体が温まったところで、車内に戻り、またまた爆睡。



轟音と震動で目が覚める。
除雪車が、私の前と反対車線(金沢方向)で動いている。
しばらくして、除雪車からオペレーターが降りてきて、
この場で、車を放棄し避難するか、動かし出発地点方向へ向かう指示を受けるが、
新車回送を受託している職務であり、新車を放棄する事は不可能で、
私には、保全義務が有る旨を説明すると、何やら、無線で連絡を取り、立ち去って行った。
しばらくして、国交省の職員が登場し、災害適応法に基づき、
「この場所から退去し、方向転換に従ってもらう。」との事。
今の現状で、車を動かす事は危険極まりないので、動かす事は出来ないと申し伝えると、
理解を示してくれて、しばらく何やら連絡を取り、立ち去って行った。

しばらくして、別の除雪車があらわれ、安全な場所まで牽引をするので、
万が一の傷付けの責任に関して、免責同意をして欲しいとの事。

当然=快諾!!!

その除雪車で、前後左右の雪を大きく取り除き、
車体周辺の雪は、人力で取り除いてくれた。

私は「車内に居てください。」と言われ、作業を見学しているだけ。



で、牽引に応じ、北陸本線JR大聖寺駅近くまで牽引してもらう。
「助かった!」と思った瞬間。
すかさず、ローソンを見つけそこに停車。
で、爆睡。

加賀の女  北島三郎


加賀の人
金沢だけに限った事ではなく、石川県は美人が多いと思う。
この雪の中で、【遭難】の状況下にあっても、オヤジ精神を発揮していて、
お声かけいただいた、国道沿いの住民女子の美レベルが高い事に驚いていた。
雪国の女子は、色白で日本的美を備えている方々が多いと思うがいかがであろうか?
気さくに、高校生女子と母親であろうか?ほっぺ真っ赤とかわいいゴム長で近づいて来て、
「お困り事が有るならお伝えくださいねぇ~。」の一言とあれこれ二言。

私的に、秋田・熊本・博多と続き、四番目に加賀が入賞。

未だ、地元京都に出逢わない不思議続行中である。

オヤジ精神満載の私は、美人のお声にいつもテレテレで、
返す言葉が出ずに、イチコロ・ポン吉(笑)。

その④総括に続く。

北陸豪雪 2018・2・5~7(1台/1500台)②厳

2018年02月25日 | 驚きました。
本年、2月1日から久々に、6年ほど前にお世話になった会社のお仕事を
させていただいていて、本業である農業が閑散期の収入確保ができて、
感謝の気持ちでいっぱいの今日この頃である。

で、2018年2月5日、あの日、私は、大阪から、北陸方面へ仕事の旅に出た。
往路=公共交通機関・復路=新車トラックの自走で京都へ帰るオペーレーションである。

しかしである・・・・・・。



二日目、2月6日の朝は、夢虚ろの寝ぼけた朝を迎えた。
疲労度が半端なく辛い。
動きたく無い気持ちで一杯。

しかし、動かなければいけない。燃料が切れると、難渋必須となる。
しかし・・・・・。
この高さまで埋まってしまうと、もう、自力で雪から引き出す事は出来ない。
工場への出勤に困難をされた方々であったが、車を引き出す事に協力をしてくれた。
私も雪搔きをする。
少々、雪搔き作業には自信が有るのであるが、身体が思うように動かない。



かろうじて、工場を退出し京都方向へ車を向けるが、吹雪の中の氷雪路面を走行できているのが、
自分でも不思議なくらいである。
とりあえずは先ず、燃料を距離と燃費の割り算計算値よりも多く補給し、
所謂、【遭難】に対処する。



白と灰色と影の黒とのモノクロの景色の中を加賀市まで戻る事ができたが、
そこからが地獄の入口=1丁目。
お昼前に動きがピッタリ止まる。
しまったと後悔する。食料を買うのを忘れている。
その後、6時間が止まったまま。
日が暮れかける。



で、この少しの登り坂の交差点で雪に埋まりそうなので、と言うまでもなく、
すでに埋まっているので、この場所で埋もれるのは、危険極まりないと考え、
数時間おきには降りてきて車外で体操をしている前車の大型トラックのドライバーさんに
お願いをしてみた。
「ちょっと、じゃまにならない端まで引っ張ってもらえませんか?」と。
「どうせ当分やる事がないしのぉ~。」と、福井言葉で快諾していただき。
荷台下の道具箱をごそごそ。で、取り出したるラッシングベルトで牽引。
切れるかも?と思ったが、強いものだ。切れずにズルズリと路側へ退避できた。
しばし、二人で歓談。すごく励ましてくれた。
雪国のドライバーさん達は、慣れっこのようで、
この状況の今後の展開と注意事項をレクチャーしてくれる。

水と食料は必ず来るという事・国道沿線の住民の協力が有るという事・
国道を管理する国交省の指示に従う事・排気ガスの逃げ道を作る事と車内への侵入を防ぐ事
を力説してくれた。

先輩の同社ドライバーさんが、私の救出に出発したとの報告を受ける。
既に【遭難】の状態である事を告げ、場所を告げた。

厳しい暴風雪が続き、一気に車の足元に雪が重なる。
ヘッドライトに照らされた、車体前面に吹き付ける細かい雪は、下から上に吹き上げ、
オレンジ色に舞う、道路街灯のナトリューム色に染まる横殴りの細かい雪の様を、
変色のホタルだと、「美しい。」と感じる余裕は、
開き直りと諦めから感じたものであろうか。

辛い空腹のまま、日が暮れ、睡眠不足もあってか、横になったら爆睡してしまった。

目が覚めたのは、運転席の窓をノックする誰か?の声で。

北の螢★藤 圭子


厳しく忌まわしい自然の猛威の中にも、美は存在するものである事を実感する。
少しの見方を変えるだけの結果である。
苦しい事や辛い事も楽しめる。これが、開き直りから発生する余裕というものであろうか?
光る虫の集団に見える細かい雪の吹き上げる様は、一粒は、はかなく美しい。
フロントガラスにたどり付くも、ワイパーのひと拭きで簡単にその輝きと美しさが失せ、
視界から亡くなる。
また、ワイパーを動かさずにその最期の様を見ていても、ガラス面との温度差で水に変化し
流れ落ちる。

擬人してしまうと、美しく儚い。

その③情へ続く



北陸豪雪 2018・2・5~7(1台/1500台)①序章

2018年02月25日 | 驚きました。
本年、2月1日から久々に、6年ほど前にお世話になった会社のお仕事を
させていただいていて、本業である農業が閑散期の収入確保ができて、
感謝の気持ちでいっぱいの今日この頃である。

で、2018年2月5日、あの日、私は、大阪から、北陸方面へ仕事の旅に出た。
往路=公共交通機関・復路=新車トラックの自走で京都へ帰るオペーレーションである。

しかしである・・・・・・。



2月5日、午後四時三十分頃、私は大阪駅に居て、愕然とする。
北陸方面の列車運行についてである。
懇意にしている先発の先輩から、先輩自身もいっこうに進まない、特急列車の車内より、
鉄道利用を止めて、金沢駅までJR西日本高速バスの利用を勧める連絡を受け、
そのように実行した。

でも、豪雪により道路事情如何によっては、引き返す旨の条件付きで乗車券を購入する。
この時の予想の不安は、的中する。
金沢駅から目指している松任駅までの電車が無くなる(23時48分金沢発小松行き終電)。



バスは、名神高速道路を驀進し米原JCを超えるが、
北陸道木之本IC辺りから道路様相が急変する。
猛吹雪。
バスは、それでも、かろうじて通行止め規制を逃れ、横滑り数度・発信難渋数度、
延着ながらも金沢駅に到着した。
が、しかし・・・・・・・。
既に、23時45分を過ぎても尚その時まだ、私は高速バス車内に居た。
即ち、予測的中、松任駅への電車が無い。



金沢駅で立ちつくす数分間。
西金沢・野々市・松任と線路沿いに約10㎞を歩くぞ!と意を決して、
歩き始める事にした。

しかし、行く手を阻む猛吹雪である。
体は不思議だが、歩くという事によって汗ばむほどに温かいが、
しかし、その状態が続けられる事も無いを考え初めだしたら、
益々、加えて、生命の危険を感じる。

が、ひたすら、歩く。

野々市駅手前で、精神力維持の限界を感じた時、ぼんやり光るタクシーの天井行灯。
サッサと近づき、リアガラスをノックしてみる。
運転手さんは驚いた様子で、目的地までの乗車を快く引き受けてくれた。

寂しい事だが、世の中で最近感じる事が少なくなった、
《感謝する気持ち》でいっぱいになった。

で、引き取り場所へ到着する。
引き取る車を見て・・・・・、愕然。



出せない。

<軍歌>雪の進軍



《歩くという事》
人間が一番最初に学習する高度な本能運動が、私は歩くという事なのかもしれないと考える。
乳児~老人まで健常者なら歩く。
健常者の対意として、私の好きでない言葉の【障害者】という文言が有る。
何らかの日常生活において、困難を持つ方々をさす言葉であると考えるが、
【障害】という言葉が好きになれない。
知的障害・身体障害・・・・・・。
人は生まれる時に、親を選べないし、その身体能力の欠落を避けて選ぶ事はできない。
不幸にも、出生後の事故や病気による人体傷害(=障害では無い)を受けた方々も、
その運命を避けて通る事ができたとは言い難いのではないであろうか?とも考えている。

先日、とある温浴施設で、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の方であろうか、
私に一生懸命に話しかけてくる方がいた。
当然、意味が分らない。
しかしどうも、ボタンやファスナーを外し下げて欲しいようである。
当然、脱衣を手伝う事にしたが、他の入浴客は無視をしていた。
脱衣ロッカーに脱いだ衣服を入れる事もできず、
また入れたとしても取り出す事のできないこの方は、
脱衣所の床に寝て、脱衣をしていた。
私は入浴を先に済ませたが、湯ざめをしそうになったが、着衣を手伝った。

人それぞれに背負ってしまう【運命的個性】なのではないであろうか?
ご家族の方々は大変なご苦労をされておられるであろうし、
ご当人自身が本当に辛いと思う。

その個性を含む基本的人権を保証する福祉をクイモノにしたり、
或いは、金銭的利益・恫喝に利用するバカもいるようだが、
益々、福祉制度が理解し難く、遠い所に遠ざけている事象を多く見る。

ホンモノの福祉が無い事が嘆かわしく、避けて通れる宿命が無い事が悔しい。

では、話を変えて、

日頃、広い畑の中を肥糧袋を担ぎ、また、収穫した作物のコンテナを運び日々を、
農作業においては平然とこなしている。、
知らず知らずに鍛えられている足腰の強靭さは、機械化が進んだ近代農業技術が構築されている
とはいえども、農作業において基本中の基本である事は間違いがないと断言する。

私は両膝に欠陥を持つが、精神力が高まればかばいながらも行動に移せるようだと、
この一件で自覚した。

自身でも、「金沢駅で歩こう!」の無謀かもしれない決断ができたものだと、
その夜の仮眠場所である、燃料少ないが、エンジンを回し、
ヒーターの効いた、暖かい引き取りトラックの中で驚いてしまう。

既にこの時、2月6日、午前5時。


その②に続く。






いぶし銀のアナログ人種

2012年04月11日 | 驚きました。
昨年、7月に山奥の現住所に引越しをしてきて、ADSLの回線を利用して
インターネット回線を使用している。
ガスも都市ガスではなくLPガスだ。
そのLPガスの使用量の検針はセンサーが行いその信号をADSL回線によって
集中管理されている所へ信号として送られていて毎月のガス料金の請求となるシステムを
本年1月半ばまで利用していた。
その検針システムに不具合がどうも有るようで、その検知器を設置した後から
全くスピードが上らなくて時にはADSL回線が中断されることも数迂回有ったりもして、
その度にモデム電源を落としてリセットを行い対処していたので有るが度重なる不具合に
NTT西日本の故障係が原因要素に気づき、1月半ばにその検針センサーを取り去ったところ
まともに作動するようになった。

念のためにNTT西日本が調査に来るしアドバイスをいただいたりしながらも
本当に良くやってくれたと感謝している。
だって屋内電話配線を引きなおし、モデムも新品に交換してくれた。

昨日、その検知器の仕業で有る事がLP供給者側の立会いの下、判明した。
自信満々で全国で普及しているこのシステムの不具合を私が指摘したことになる。
今まで全く現れていない症状らしい。
その検針機器の固体自体の故障ではなくシステムの不具合が起っている。
LP供給側の立会いしていた人の下でそのシステムにつなぐとすぐに
不具合が生じていた。

私にとっては困ったシステムである。

私自身は原因として考えている事があったがLP供給側の判断に任せる事にして
不具合を目の前で実証して見せてみた。

デジタル信号の曖昧なところがありながら白黒がはっきりする特製が
やっぱりどうしても私は好きになれない。

自身の経験として、某トラックメーカーの新型トラックに乗っている時に
交差点の右折待ち車線でいきなりT/M・SYSTEMと警告等が赤く点き
全くスタートできなくなった経験が有る。
この車もデジタル制御の電子制御のオートマチックトランスミッション車であった。

私の知人でも、某高級車(ドイツ製)を所有しているので有るが、
オーディオの一切と後窓のブラインドカーテンがいきなり作動しなくなったと聞く。
どこか配線が抜けているのかと思い探してみたが配線すら見つからなかったと言う。
で、長く治ってきていない様子だ。

人の知恵を越える機構はいかがなものか?とも思うときがこの頃有る。

未だに私が単純アナログが好きな由縁はデジタルの数式信号を解読するCPUの信頼性に
過信はいけないと言う事だ!と変な自信をも持つようになった。


黒澤元治 KPGC10 GT-R富士アタック


黒澤元治さんが今から約10年前に、スカイラインGTRを富士スピードウエイで
スポーツドライブしている。
御歳今年で72歳。
10年前に既に車歴は30年を越えているレースカーを復元した情熱もすごい。
3分10秒過ぎあたりでは4速でエンジンがオーバーレブっているようだ。
何よりも黒澤元治さんの技術が職人技ですばらしく見入ってしまった。
全く派手さがドリフトなんか無く無駄なくしっかりと路面を捕らえて走っている。
流れるように車の向きが変わるハンドルさばきとアクセルの踏み具合。
素早いクラッチとアクセルを相性良く繋げる事やすばやいシフトワークは見習う点が多い。
自然吸気のキャブレター車やミッション付きバイクをそこそこ走らせる事のできる方なら
ご理解いただけるであろうが、いきなりワイドにアクセルを開けても
エンジンは吹き上がってこない。
有効にエンジンの力を速さに結びつける為にはそのエンジンの美味しい回転のところで
次の加速の為に変速の必要が生まれるのは理解できようかと思うし、
競技をしていた方なら、カーブの入り口でのエンジンブレーキなどの減速の為の
使用観念は無く、出口までの姿勢の安定と速い脱出速度の為の準備で有る事は
理解できようかと思う。
もちろんこのことはファーストスポーツドライビングの基本である。

現在の、デジタル化された信号が渦巻く社会において、
その事象の結果をほぼ均一化された事象結果を生み出す。
良い事象に傾く結果なら良いが、先に記したが我が家で起った事象に関して
誰もが不思議がるばかりで明確な原因の結果追究には至っていない。
ただ結果としてその機器を使用しないことが最良の結果であるという事で
落ち着いたので有るが・・・・・・
即ち、結果の関しての因果が見えない。
修理もその為の準備計測も全てデジタル信号化されていて
修理・改善の方法すら均一的で没個性となっている。

私はそんなデジタル信号の特性や個性が全く未だに美味しくいただけていない。
かといって、身の回りにはデジタル信号を内蔵している機器が多くあるので、
それはそれで、有効に利用しているがやはり自身の個性を中心にして
物品を選んでいき、好みを表すと上記動画様の物事に好感が持ててしまう。
現在販売されている進化系GTRは私の感性ではない。
即ち、デジタル化された電化製品となってしまったスポーツカーは興味無く
欲しくは無いと言う事だ。
電化製品化された車は加速の為のスイッチがアクセルで、
止まるためのスイッチがブレーキであろうとも感じてしまう。
車を操ると言う言葉が消えて久しい。

偉そうに言っているが、先立つものが何よりも不足しています。

そんな、あほな~~~~。

2011年09月13日 | 驚きました。
いつも通う道で中古車の出物を見つけた。
原産地イタリアの私の好みの車!
小さい車体にでかいエンジンのスポーツカーである。
当然色は赤。コルサレッド。

DTMの常勝マシンとしてメジャーになったあの車だ。

四駆でターボ車なら問答無用で私は買っている。
でも、この車はノンターボ。
値段はあえて書かないが安い。
で、
その店の前に引きかえしてしげしげと程度を観察していると、
年式は平成10年式。まあ、たぶんそれなりの程度であろうか?
走行距離は58000km。
あまり明るい時間でなかったのでもう一度見に来ようと考えたいたら、
事務所の中からこの店の管理者である店主が登場した。
スキンヘッドにシルバーのドクロとクロイツのアクセサリー、
腕にはフランクミューラーの時計。
耳にピアス。
イカツイ男。
しかし、対応が丁寧でそのギャップに少し驚く。
話し込んでいると、この車の前オーナーは競技をしていたとの事。
それもトライアル競技。
二輪のそれではなく、改造された四輪駆動車で岩を超える競技である。
そのスキンヘッド氏もその競技を永年に渡り自作の改造ジムニーで
やっているという。
整備工場は車の置いてある場所に隣接する鉄工所と思えるような
簡素な工場である。
整備機械よりも溶接機やアセチレンボンベなどが目に付く。
ようは、私の好みのマニアな店である。
そこで作られる車を少し尋ねてみたが
スズキジムニーにスズキのスイフトのエンジンを積んで競技車両を作っていると聞いた。
即ち、660ccを1200ccのエンジンに乗せかえる。
積み替えは楽勝であると言う事だ。
難関の走路をクリアする為には、最低地上高を稼ぐ為に
ノーマルの車高の2倍はあろうかと思う車も見ることができた。
この自作ジムニーで競技をしているのである。

話をその興味を持った車の値段に戻すが登録諸経費も12000円で良いと言うし、
早く手元から放したい様子である。
お客さんからの問い合わせがあるが、実際に見に来ないし、
商談が進まないとの事。
また、試乗もするが契約には至らないらしい。

どうもこれだけ安いと反対に不安になってくる。
重大な故障は覚悟して買うのがイタリア車の鉄則であるが・・・・・・・。
別の怖さがある。

霊。

良く聞くし、話される。
バックミラーに変なものが映るとか・・・・・・・・・。
突然ハンドルをこの世の人と違う人の手で握られて曲がれないとか・・・・。
変な声が後部座席から聞こえるとか・・・・・。

都市伝説に過ぎないのであるが、あまりにも安すぎる。
少し今では興味が失せてしまっている。

で、
友人の中古車ブローカーのT君に電話をしてみた。
開口一番そんなあほな~~~~。
「そりゃ~ナンボその車は安くても、操る楽しさはターボ付きの四駆の
 グレードの方が良く走り、よろしいで~~。今乗っている車に比べたら
 たぶん走りはイマイチやと思いますワ」との事。

彼は興味津々。仕入れて即売り払う計画のようだ。
だから、今度は彼を同行してこの店を訪ねてみよう思っている。

高すぎるのは困ったものだが反対に安すぎるのも困ったものである。
ある程度、車の買い方を知った私には即決に至るだけの決心を生まれさせない
原因ともなりえる安さと言える。
それなりの値ごろ感、お買い得が感じなければいけない。





車は急には止まれないと言うが・・私は止まれましたが・・・・・・

2011年09月10日 | 驚きました。
一昨日、還暦ダンスを主宰し次なる表現の場を求めるK,O氏と
いつものサイゼリアでミーティングをした。
話題は、さまざまであったが楽しい討論であった。
その討論の話題は、現在の私が勉強している経営学の分野に属する事や
企業経営理論を基にした内容であったが、特にその話の中でも
情報分析の手法の話はすごく参考になったので感謝をしている。
又、自らが教授する大学で学生たちが使用する教本も進呈いただき、
K,O氏の親切にますます勉学に励もうという気持ちになり
その厚情に厚く御礼を申し上げたい。
と、言っても、最初の1時間ほどが学説をお聞きすることであり、
その他大半がくだらない話を《ド真剣》に考える時間に費やした。
その時間は5時間弱。
少量の食べ物とドリンクバーでのミーテイングである。
店側にとっては時間単価の上らない全く効率の悪い客だと思うが・・・・。
その会話の中で、
氏は一時期、クレー射撃をしていたそうであり、その話の内容に大変興味を持った。
競技会で入賞経験があるらしい。
アメリカ留学中に興味を持ち見学に射撃場を訪れたことから始り、
その世界に足を踏み入れ、帰国後に日本の法律に準じて免許を取得し
クレー射撃を始めたらしい。
で、免許を失効したのでその活動を終了したと言っていた。

クラブにも入りがんばっていたようだ。
そのクラブ名が面白くて笑いが止まらなかった。
今も所属されている方がいてたらいけないので、ブログでの記載はしない事にする。

次の活動として私は氏とボーリングを始める事を約束した。
知人(某スポーツクラブのインストラクター)が月一回、私の実家の近所の
ボーリング場で主宰しているので、その大会に参加してみようと思う。
K,O氏にも教授を受けることにした。
以前、ボウリングのボールをいただいたのがあるので、
指穴を開けなおせば充分に使えるものがある。
その大会の前までに彼と練習会をやろうと言う事の調整もできている。

楽しみが又一つ増えた。

そのサイゼリアミーテイングが終わり、帰路を急ぐ事にした。
別の友達からいただいた、一枚板で作られた超重い水屋を積んでいるので
私のライトバンはいつもよりスローペースである。
本当に重たかった。さすがの私も「こりゃたまらん!」と思う重さである。
大きさも上下二分割にして、高さがライトバンの天井一杯。
長さも、リアドアまできっちりと一杯の長さである。
何とか積み込みは二人で押し込み可能であったが、
ライトバンから下ろし我が家に設置するとなると、深夜でもあることでもあり
ご近所の方に手伝っていただく算段をして、本日は帰宅しても積み込んだままに
している事にした。

で、帰宅。日付が変わって0時30分。
腹が減った。

亀岡までの曲がりくねった山道で威力を発揮する足の速い所有する
もう一台で遅い晩御飯を食べに行く事にする。

出発してすぐに鹿を見る。
その後、たびたび鹿がいる。

今夜は気をつけなければいけない。

で、遅い晩御飯をしての帰り道は、超安全運転で帰ることにする。
いつものスピードなら飛び出してきた鹿は避けきれないと考えがあった。
(いつもは、ラリーのSSステージ状態で走っている。)

しかし、鹿の群れと激突した。
直線路、60キロぐらい。四速。ハイビーム。補助灯も点けているので明るい。
先の右側のガードレールの外側に鹿がいる。
それを確認して、先の左カーブに目線を移したら、
数頭どころではない十数頭がガードレールを飛び越してきて横断しだした。
車の逃げる行き場所が無くなりフルブレーキ。
ABSは効いているが轍が有るのか、車の頭が左を向く。
そして、鹿の顔が右のAピラーに乗って跳ね返す。
そして右側面に数頭が激突。
昔の二輪で悪党していた時にトレーニングできたのか?それともの癖か?
転倒時にも目を開けることができるのでスローで見えた。



結果が翌日明るくなってからのトホホな写真の上中下。
フロントバンバー、右前フェンダー、右ドア、右後フェンダーのダメージ。
下写真では鹿の毛が挟み込まれている。






ガードレールの下に群れが潜んでいたようだ。
で、先頭が横断したので遅れまいと皆が飛び越えてきたようだ。

知り合いの紹介で南丹市八木町の自動車板金屋さんを尋ねる。
この工場では年間5台は修理すると言う。
この工場だけで5台であるから、地域や府下全域を考える相当な数になるであろう。
その自動車板金会社の社長さんとのお話の中で怖い話があった。
「そのハイエースも鹿に当たったんですよ~。」
見ると、新型のスーパーGLの白。前部を大破している。
日中、国道9号線で、走行中に衝撃と同時にいきなりエアバックが開いたので
ドライバーは何があったか分らなかったそうである。
で、衝突したのは鹿。
結果は、全損との事。前部の大破だけでとどまらず、
車体の基本的構造部にダメージが大きすぎて修理金額が車両査定額を超えたらしい。

今、私は修理するか、乗り換えるか?の考え中。
P○○○○○ーG○3が欲しいのは昔から。
でも、「思いのままに操れてドッカーンと良く走るしな~~~。」
今の車は、どれも電気製品のようで全く没個性でスイッチだらけで自動化されて
私のような車を操る楽しみを求めている者にとっては全く興味が無い。
レクサス、GTR等なんて乗りたくも無いし全く興味もわかない。

そのうちに、
車は何もしなくても思い通りに動く自動化が図られるようになるの
では無いかと思う。
スバルが追突しないシステムを作ったがこれこそ良い例である。
そのスバルに追突して来る車の事が考えられていないので
果たして危険を回避できるのかは私は疑問に考えている。

私は高速道路渋滞の最後尾にいる時はサンドイッチにならないように
ハザードランプを利用し、前車とは50メートルを開けて停車するか、
そこに近づく大分手前から徐行して近づく。
最も気を付けて実践している事は、後ろに近づく車が渋滞の最後尾の私の車に
気づいているかどうかを監視している。大型車が近づくならなおさら注視している。
追突される前に逃げる事ができるし、追突され押し出された時にも前車から
逃げる事が可能だ。
スバルはこの事を考えていない。

即ち、先読みである。

私は運転技術としての先読みはできているのかもしれないが
実生活では先読みは苦手である。

今までの人生がそう語る。

オイルも漏れが少しこの頃多い。
ドライブシャフトブーツは交換したしラジエーターも交換した。
唯一、不思議とエンジンは壊れない。
この頃少し、タイミングベルトとそのテンションアジャストベアリングの寿命が気になる。
これが切れ焼きつくと、エンジンブローだ。

気になる修理代見積りは、中古オフロードバイクが買える。
たまらんです。