先回は、化膿部位を切開し膿を出す処置をしてもらったが、
その2日後、いつもの予約診療で、抗生物質の点滴と、
ガーゼ交換、傷口の洗浄のために第二日赤病院へと通院を再開した。
担当の皮膚科医が、切開後の傷口を見て、
《外科医さんで切ってもらったのですね、完璧に処置が出来ていますよ。
これで直りも早いと思います。》
と、言っていた。
《傷口が完璧にふさがるまで1ヶ月以上はかかると考えてください。
傷口は、流水(水道水)で洗ってください。
お風呂はシャワーのみでお願いします。抗生物質の投与は続けます。》
とのこと、
気が重くなる。
なんせ、怖いのと、まだまだ傷口が痛くて仕方がない。そこを流せという。
私はできない。
傷口のガーゼ交換をするだけで大量の出血をするので、
少し無理であろうと思う。
本当に大量に吹き出るのである。
ぽっかり開いた、直径10センチ弱のふくらはぎの穴をいくら自分の足とはいえ、
シャワーで流す勇気がない。またばい菌でも入ったらどうしよう。
と、思うからだ。
しかし体全体が自分でも汚れているのは分かるのであるが、
今しばらく我慢をすることにする。
少し、歩けるようになってからでよいと結論付けた。
その4日後、11月の5日であったと思うが、ひどい血尿が始まった。
その1日後、血液検査で糖尿病の数値が出た。
そして、克服してやると闘志が沸き、ダイエットを更に進めるために
食事をより制限を始めることにした。
その7日後に最悪の痛さが襲ってくる。
睾丸が痛くて仕方がない。体が冷えて寒くて仕方がない。
睾丸が息をしても痛いし、おしっこができないし、歩けないし、何より立てない。
また、急患でS先生を訪ねる、
《パンパンに腫れてます。少し触りますね・・・・・・
ここですね、ここ・・・・・・・睾丸炎だ。風俗で遊んでない?
そっ、必ず聞かんとだめなんでね!む・・・足からの菌悪さしてるね。》
わたしは、気が遠くなり^、ふらふらである。
点滴と抗生物質、痛み止めを処方していただき、家で少し楽になったので
横になると、猛烈に尿意をもよおしてきた。
トイレに這って行き、今迄で出たことのない量の透明の澄んだ尿が出る。
延々と出る。
その後10分ほどで、また尿意がしてまたすごい量の尿が出る。延々と出る。
すっとした。本当にすっとしたのである。
何年もたまっていたのが出尽くしたような感じである
その後、スムースにおしっこが出る。
パイプ詰まりがなくなったような感じがするのであるが・・・・・・・・。
その4に続く。