池やん!まいど!おおきに!ごきげんどぅ!

仕事・今までの人生
このごろ悩みが多くて困ります。
周りの多くの人に救われているのを
実感する今日この頃。

1964年から走っている新幹線と朝鮮民謡

2012年03月04日 | 昔の事
相当に思い切った決意を持って経費を使い新幹線に乗車してみた。
京都~新横浜間を座席指定で利用した。
グリーン車も考えてみたので有るが料金の高額さに驚いて諦める事にした。
1964年に東海道新幹線ができて以来、私は数回ほどしか新幹線を利用した事が無い。
もっぱら自身で車を運転して東海道や中仙道を利用して江戸方面に向かう事が殆どである。
自身で運転しなくても最近ではJRや私鉄各社の高速夜行バスの安くて快適な移動に
魅力を感じてそのバス乗車の機会も増えつつある。



なぜか嬉しくて仕方が無い。小学生が一人で新幹線を利用するような気分とでも言おうか?
ウキウキしているのである。
京都駅の新幹線乗り場は2回目の利用である。入場券を利用してお正月の早朝に
人を送りに来たことはあるが乗車で利用するのは2回目。
1回目はかれこれ20年ほど前になろうかと思う。



初めて新幹線に乗ったのは開業間もない頃の新大阪~名古屋間である。
父親に連れられて名古屋の東山動物園へ連れて行ってもらった。
二回目は、伊東温泉はとやへ行った。
三回目は、静岡までヤマハの袋井テストコースでの試乗会に行った。
四回目は、前職で仕事で利用した。
五回目が今回の利用である。
そうそう、先日福島県の郡山から東京までを仙台からの帰りに利用した事が有るのを
忘れていたなぁ。
ですから、今回は6度目になる。



ホームで少し食す。
ドーナツとコーヒー。
これは少し腹立たしいくらいいただけない。高すぎる。



のぞみ226号に乗車した。N700系。
先ず驚いた事!!!!
揺れない。うるさくない。高速で移動しているという実感が無い車内環境に驚きである。
2時間半かからずに新横浜駅に到着した。



で、新横浜駅で在来線に乗り換えたのであるが、あまりにもお腹が減っていたので
お決まりの駅そばを食す事にした。
これもお決まりの関東の関西人の口には合わない味。
特にいなりずしは全くのダメ。



冷水機の注意書きが面白くてデジカメに納める。
《ソフトタッチで押してください。》
既に、償却は終わっているであろうに新しく購入して欲しいとも思った。

子供の頃の新幹線乗車の思い出は鮮烈に残っている。
電線を支える支柱を通過するたびにバットの素振りの音がしたし、
コココココという車輪の音、すれ違いの時のドンという対向列車の風圧、
トンネルの中での圧力による耳の変化、列車トイレの青い水、紙コップでの飲料水
食堂車(ビュッフェ)での丸いすなどが思い出として残っているが
今は昔・・・・・・・その形、影すらない。
新幹線に乗るというだけでおめかしをしていたように思うし、
今のように作業着で乗る人はなかったのではないであろうか?
即ち、セレブ、ハイソな乗客を運ぶ列車であったわけだ。

そのように未だに勘違いしている女子が名古屋から前列席に座ったのには少し驚いた。
その女子!座席を倒す時には、後方を確認してもらわないと困る!
先に買った高価なコーヒーを少しこぼしてしまった。

やはり私は、新幹線よりもゆったりとした速度で移動するものが精神的にも
落ち着くし疲れない。
二度と乗るまいと思った新幹線であった。

そんな私の精神内容と不釣合いな高速での移動をしたかと思うと、
先日は、知人(今年最初の当ブログでの登場人物、SNG氏)の
運転するバスに乗せてもらい京都まで帰る経験をした。
このバスは、登録されていない出来立てほやほやのバスで、
工場から引き取り木曽路を経て京都までを彼の運転により横乗り便乗させていただいた。



東北徘徊で帰りの資金が底を付いていたので彼の申し出がたいへんありがたく
また、バスの処女航海に便乗させていただけるとは光栄極まりない気持ちであった。
全くの汚れの無い車内は当然私は靴を脱ぎ乗車した。
街中を走るバスであったが、長距離も快適。
彼の運転技術の賜物であろうとは思うが、本当にスムーズに走る。



高速道も快適である。さすがに高速バスのようなゆったりとした座席ではないが、
何よりも立乗車が前提の街中バスゆえに揺れ方がおとなしいように感じる。



木曽路に入るとその彼が突然大声で歌いだした。(驚)
疲れると出てくる歌らしい。

朝鮮カラオケ・朝鮮歌謡4 06 セクトンチョゴリ


この歌は在日の友人より教えてもらった歌で、彼は全くの歌詞の意味が分からないらしい。
私はメロディーが耳に付くので、チョゴリを検索ワードのして色々と調べてみると
な・な・なんと有りました。
彼が歌うので朝鮮語の卑猥な歌かと思っていたが、どうも違うようである。
動画がかわいらしく、いかにも将軍様の好む共和国的平和イメージなので
合わせて記す事にした。

旅はやはり風情が無くてはならないし、その風情も移動手段が一翼をになう事を
再確認した新幹線利用であった。

やはり、私の場合はどうも高速移動というものは苦手な様である。
特に子供の頃のようなわくわくドキドキ感は、
今の年齢では新幹線よりも郷愁を誘う古い気動車の方が感じざるを得ない。

旅は疲れなくてはいけないし、移動は疲れるという事の心地良さを
感じる覚悟が必要であろう。




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