建物を造る事が私の仕事。
しかし、時には「建物を取り毀す」のも私の仕事。
Ｓ様邸、新築工事（建替え）の為、今日は既存建物の解体工事に着手しました。
つい先日まで、三十数年もの間住んでいた家。お客様にとって愛着や思い入れが無いはずはないですよね。
昨日の夕方、奥様から鍵をお預りした際には、心なしか寂しそうに感じました。
居間の柱には、息子さん・娘さんの成長の記録（身長）が刻まれていました。
（見えないか・・・）
毀さないと建てれないのでしょうがないのですが、こうゆうのを見るとウルっときます。
この柱だけでもどこかに再利用しちゃおうかな・・・？、なんて。
１週間くらいで更地になり、地盤調査をした上で工法を再検討し、基礎工事へと移っていきます。
解体工事は寂しいものですが、これから私に出来る事。
それはもちろん、「建て直して、本当に良かった」と思って頂ける様に頑張ります
。
偶然にも、丁度お隣りも解体工事が終わり、新築工事は同時進行となりそう。セＯＯイハＯムさんで建てる様です。
完成後、誰が見ても「こっち（Ｓ様邸）の方が良いじゃん！」って言われる様に気合い入ってますので。
Ｓ様、引き続き宜しくお願い致します。
それと、
・・・細部の打合せ、お待たせして申し訳ありません。
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