北海道新幹線の本州側入口駅がある町として最近巷を騒がせている今別町。
この今別町にて、有料老人ホーム新築工事に先立って、今日は地鎮祭が取り行われました。
今までも、設計者・施工者として、たくさんのお客様の地鎮祭や上棟式に参列させていただいてきましたが、住宅以外の「特殊建築物」それも300坪程の大規模建築の設計・施工者として参列するのは今日が初めてです。
工業高校(建築科)を卒業後、18歳で上京。(ゼネコンへ就職)
当時より「下っ端」としてこの様な神事に携わる事はよくありましたが、その度に「設計者」や「現場責任者」の振る舞いに心から憧れたのを思い出します。
今日の私は設計者として、一番最初の「鎌入れ」。
「エイッ エイッ エイッ!」って。
その瞬間、これからそこでたくさんの方が住まいする建物を造るという、建築士としての大きな責任を再確認した様な気がしました。
そして、「今の自分は当時の自分に胸を張っていいのかな。おめーが最後列から見ていた鎌入れ、今やったぞ。」なんて、少し思いました。
勝手にたそがれてすみません・・・。
そう、始まったばかり。
この大役を任せてくださったお客様に心から感謝すると同時に、ご期待以上のものが出来る様に、全力を尽くす事を約束致します。
そんな訳で、今日は私の建築士人生としても、大きな大きなイベントでした。