一昨日から続いている九州地方での地震による被災者の方々へのお見舞と、亡くなられた方々へのご冥福をお祈り申し上げます。
こんばんは、逢坂です。
私自身、震度5弱以上は体感したことがなく教科書での認識ですが、それでも震度7というのは「それ以上、表現しようがない」レベルです。
また、繰り返し震度5弱~6強クラスの余震が何度もありながら、倒壊した建物の数はその割ではないのではないかなと、改めて地震大国「日本」の建築のレベルの高さをプロとして認識した次第です。(建物により被害に遭われた方には申し訳ない自論だとも自負しております)
昭和57年より建築基準法での新耐震基準が施行されたことにより「風圧力・地震力」に対しての必要壁量計算が義務付けられ、その後約20年前の阪神淡路大震災以降、その「バランス」と「引抜力に対しての検討」の重要性が求められました。
平成14年には「構造偽装問題」なんていうのもありましたよね。
過去の災害や偽装に伴い日本の耐震技術と検査体制は格段と進化してきたと思います。(その分、建築士の業務が増えましたが・・・)
しかしながら、5年前(東日本大震災)の時もそうでしたが、ただ「基準を満たしたからOK」ではなく、「より安全に」という改めて建築士として出来る事を努めていこうと考えております。
被災地からは遠いところからですが、早く余震もおさまり、これ以上の被害が無い事を心から祈っております。