誠のまこと 

~小さな建築屋さんの出来事~

住宅ストック循環支援事業

2017-02-13 18:57:11 | リフォーム

こんばんは、逢坂です。

 

「住宅ストック循環支援事業」なるものがいよいよ動き出しました。

昨年の11月くらいより予告的なものは出ておりましたが、本日、青森でも国交省による説明会がありました。

 

「住宅ストック循環支援事業」 ~エコリフォームに対する支援~ 

と、なんだか難しそうな名称ですが、近年あった「省エネ住宅ポイント」や「エコポイント制度」みたいなものです。

 

「個人的」な見解で結論付けると、

①、ユニットバスの(に)取替えの検討をしている方

②、窓の断熱をお考えの方(何ヶ所か)

③、比較的、大規模なリフォームを検討している方(大部分の断熱改修含む)

④、①か②と合わせて大便器の取替えを検討している方

の方は、着目するべきだと思います。

もちろん補助金の対象工事は上記だけではありませんが、個人的には現実的ではないと思っていますので。

 

 

従来の制度とちょっと違うところは、補助金の合計が5万円以上となる工事でないと対象にならない事。(上限は30万円+耐震改修の場合は15万円)

内窓(大)1ヶ所(補助金20,000円)付けたくらいでは対象にならないという事です。節水型トイレ(補助金24,000円)も、それだけでは対象になりません。

 

 

ユニットバスの場合も、「高断熱浴槽」(24,000)+「断熱窓(小)」(8,000)+「節湯水栓」(3,000)で計35,000円なりますが、もうあと15,000円分のエコリフォームをしないと対象となりません。

しかしながら、補助金5万以上の対象工事をすることによって、「手摺りの設置」(6,000)+「段差解消」(6,000円)+「廊下幅(出入口幅)の拡張」(30,000円)も対象(加算)となるので、合計77,000円が補助金の対象となります。

 

 

あと、大きく変わったのが申請者(補助金交付対象者)は「施工会社」となり、お客様は補助金分を「還元」してもらうという流れになっております。

「申請代行」ではないんですね。なので、宣伝する以上は施工者は自らの責任で還元しないといけませんね。

 

詳細を書くと長くなるので、この辺で。

↓ 国交省のリンク貼っておきますね。

「住宅ストック循環支援事業」 ~エコリフォームに対する支援~ 

申請期限はわずか今年の6月30日となっており、もちろん予算の枠もあるので、「今だ!」という方は早めにご相談くださいね。

では。