今日は3月11日。
あれから6年経つんですね。
東北地方太平洋沖地震において犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、改めてお悔やみを申し上げます。
そんな今日は息子「紘弥」の卒業式がありました。
青森県立第二養護学校高等部に入学したのがごく最近の様な気がしますが、今日で紘弥の学校生活は終わりです。
3年って、あっという間ですね。
18年前、紘弥が生まれて23歳の私は初めて父親になりました。
生まれたばかりの紘弥に「これからよろしくな!」と言ったのを憶えています。
2歳前くらいから、どうも普通の子ではないなと感じ始め、「自閉症」という障害があるのだと納得したのは4歳くらいだったでしょうか。
そりゃ当時は少しは残念な気持ちもありましたが、親として特に絶望することもなく、いままで楽しく大事に育ててきたつもりです。
強がりだと思われるかも知れませんが、私は息子が自閉症で良かったとすら思っています。
なぜかというと、もし普通の子であったならば、おそらく私は家庭を顧みずに自分の為だけに仕事やプライベートに時間を費やしていただろうからです。
実はそんな奴なんです(^^;)。
自閉症の紘弥が生まれ、間もなく双子が生まれ、「こんなに仕事ばかりしていたら、家庭が・・・」と考え、当時勤めていた会社を辞めさせて頂いたのもそんな訳でした。
今日の卒業式には双子の娘も参列。
紘弥もこれからは社会人として、某ダンボール工場で働かせていただく事になりました。
その他にも、当社での工事現場で発生する産業廃棄物の仕分けや、可燃物を「薪」に加工する事もさせようと思っております。
今までお世話になった先生方や関係機関の方、そしてお友達にも心から感謝申し上げます。
そして、これからもどうか見守ってやってください。
最後に。
幼稚園・小学校(学区外)・養護学校(中・高)と、今ではすっかり私達より大きくなった紘弥の送り迎えを欠かさなかった妻へ。
毎日毎日、今まで本当にお疲れ様でした。