誰が名付けたか、「捨てコン」。
捨てコンは、型枠工事や配筋工事の工事をやりやすくする為のものであり、設計上、必ず必要なものではありません。(建物の強度には関係ない)
特に木造住宅の「布基礎」では、「ベース巾は規定より広ければ良い」との考え方のあり、砕石下地でも止め枠を施工するのは可能です。
なので、捨てコンを施工しない業者さんも結構います。それはそれで、その後の施工がしっかり出来れば良いと思います。
しかし、この捨てコンをしっかり施工する事によって、配筋(鉄筋)や止め枠の精度が良くなるのは事実です。
名前は「捨てコン」ですが、侮ってはいけない。まず、この捨てコンの高さで、その後の基礎高(建物の高さ)が決まります。
捨てコンの高さが水平でないと、基礎ベースの厚さもまちまちになってしまいます。配筋も波をうってしまいます。ベース下の鉄筋のかぶり厚さもまちまちになってしまいます。
捨てコンをしっかり施工する事によって、その後の基礎工事の工程がスムーズにいくと言っても過言ではないでしょう。見た目も良いし。
はずかしながら過去に、捨てコンをしっかり管理していなくて、その後の「高さ」に関して困ってしまった経験もあります。(基準高が高くなってしまって、玄関ポーチスロープが比較的急勾配になってしまった)
もっとも、やり方・掘削の段階から「高さ」をしっかり管理する事が重要なんですけどね。
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