こんばんは、逢坂です。
これ、何をしている写真かわかりますか?。
建築に携わる方は「ボーリング(調査)」といえばわかるでしょうね。
そう。「標準貫入試験」といって、「地盤調査」をしているところです。
正確には土の採取等の為にボーリング(穴を掘って)した穴を利用して、標準貫入試験を行っています。
標準貫入試験とは、「サンプラー」と呼ばれる先端具を孔底に下ろし、予備打ちにより15cm貫入させたあと、75cmの高さから63.5(±0.5)㎏のおもりを自由落下させ、30cm落下するまでの打撃回数を計測する試験です。
もっと細かい基準もありますが、必ずといっていいほど一級建築士の試験に出題される事項です。
大規模の建築では、一般的な住宅建築に採用されている「スウェーデン式サウンディング試験」では地盤調査結果として認められず、この様な大変めんどくさく、高価な地盤調査となります。
私の建築人生でも、この標準貫入試験に立ち会うのは2回目。それも20年前です。
それにしても、原始的だな~(汗)。というのが、本音ですが。。。63.5㎏の自由落下作業も「人力」なのでね(苦笑)。
20年経っても、こうゆう「基準」的なものは変わらないのでしょうね。
ちなみに、土質サンプルもしっかり採ってます。
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