公園のミュージシャン

十数年前、土日に隣町まで行く途中の公園を通ると楽器の練習をしている人が必ずいた。通ったの
は1～2年で、その後は偶にしか行かなくなったが、"うるさい”との苦情でもあって禁止されたのか、
その後は通っても演奏している人は全く見なくなった。

夕暮れのトロンボーン

最もよく見かけた人。殆ど何時も音出しで、メロディを聴いた覚えはない。重厚な響きのその音は
数百m離れた自宅にも聞こえてきた。
トロンボーン(2)


オーボエ奏者

ソロではなく、オケのパート譜だろう。流暢だったがそれだけで一つの完結した曲には
聞こえない。薬科大生で、同大オケの公演招待券をくれたので聴きに行ったが、見事な
大学オケだった。薬科大が6年制とは彼から聞いて初めて知った。日本の大卒までの教
育期間が戦前や海外に比べて短いとは聞いていたが。

ズボラ奏者（サックス）

一見ズボラだが、譜面台が無いため椅子に置いて見ているだけ。

ギタリスト


トランペット
高校生。学校の練習室を使う方が環境も音響も良い筈だが。

公演周辺に住む人にうるさいなら禁じられても仕方ないが、自分としては一寸寂しい。