
“カシュガル”では、ウイグル族千年の歴史を辿る。“西安”では、経済特別地域を丹念に取材し、21世紀の“古都”を探る。
カシュガルの日曜バザール
「人間以外は何でも売っている」
「牛の卵以外は何でも売っている」
ウイグル族のほとんどはスンニ派のイスラム教徒
エイティガール寺院
「アラーアクバル!;神は偉大なり」
ウイグル族は20世紀になって2度独立を試みている。
1934年~35年
1944年~46年
しかし、中国の公式見解ではこうなっていた。
「1949年、新疆は中国共産党によって解放された」
2002年日韓ワールドカップのとき
見慣れない旗が一瞬写った。
それは、ウイグル族の国家で、しかも幻に終わった独立国家、
東トルキスタン共和国の旗だった。
中国は58の民族が暮らす多民族国家
少数民族のなかで最大の民族はウイグル族で、人口は850万人
タジキスタン共和国のタジク人は500万人
キルギス共和国のキルギス人は500万人
「国家を持たない最大の少数民族」
新疆;新しい土地の意