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なかなか勝てない馬がいる。今日もその馬が走る。
がんばれ、と声が出る。
まなざしは、ゴールの先を見つめている。

遥かなるチベット 河口慧海の足跡を追って

2022年06月26日 17時11分12秒 | 読書・登山


根深誠/著
出版社名 中央公論社
出版年月 1999年1月

税込価格 1,153円
頁数・縦 374P 16cm

明治三十三年夏、単身“禁断の国”チベットに潜入した日本人僧侶、河口慧海の足跡を辿りつつ、ムスタン、トルボ、カン・リンポチェなどを巡るヒマラヤ辺境紀行。崇高なるチベットの文化、自然、人々との邂逅を貴重なカラー写真を交え、鮮烈に綴る。第四回JTB紀行文学大賞受賞作。

プロローグ 92年前の旅人
第1章 ムスタン王国へ―タカリー族とムスタン王国に見る現代のネパール
第2章 トルボ探訪―河口慧海のチベット潜入経路を探る
第3章 聖山カン・リンポチェ―チベットの聖地を訪ねる
エピローグ 輝き続ける慧海の魂
鼎談 河口慧海と現代の旅(川喜田二郎
江本嘉伸
根深誠)

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