2011年6月10日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面の見出し「保健所・病院 国が調整」の記事を拝読しました。
サブ見出しは「感染症拡大時、自治体超え融通」と伝えています。
この記事のリードは「政府の経済財政諮問会議は、6月9日に経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)の原案をまとめた」と報じています。
その中では、具体的には新型コロナウイルス対応を機に、国と地方の新たな役割分担を挙げたと伝えています。
この国と地方の新たな役割分担とは、各地方の病院などの病床を地域を超えて融通することを可能にするということです。
新型コロナ患者の重症患者が増えて例えば、大阪府や東京都、北海道などの病院でで不足しても、これまではその地域を超えた融通ができなかった問題を解消するということです。
今年初めから、病院などの現場では改善することが訴えられてきたことがやっと可能になりました。かなり、遅い改善です。大阪府や東京都では、新型コロナ患者の重症患者が救急車を呼んでも、なかなか入院先が見つからないという問題に直面していました。
例えば、新型コロナ患者の重症患者を直す体外式膜型人工肺のECMO装置は、実際には使いこなせる専門性の高い看護師や医師がいないと使いこなせなかったのです。
大阪府や東京都、北海道などで新型コロナ感染者の重症患者が肺炎になっても、隣りの都道府県の病院などが持つECMO装置を使うことができないという問題が起こっていました。
この問題の解消を長い間、病院などの現場の看護師や医師が国に訴えてきました。やっと、解消に向かう姿勢ができました。
日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版では、見出し「保健所・病院、国が調整、感染症拡大時に自治体超え」と伝えています。
さて、6月10日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面には、見出し「首相、接種完了10月から11月完了」というワクチン接種の見通し伝える記事を載せています。
日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版では、見出し「全希望者ワクリン接種『0月~11月』に終える 首相」と伝えています。
ところが、この見出しのすぐ下には「国の大規模接種 空き8割」という見出しの記事が載っています。
政府は、自衛隊が運営する新型コロナワクチンの大規模接種センターの予約枠に多くの空きができているため、65歳以上の方に対して東京会場では、1都3県という条件を外し、大阪会場では関西の2府1県という条件を外し、どの地域の65歳以上の対象者でもワクチン接種できるという条件に変更しました。見た感じでは、東京会場の大規模接種センターはがらがらだそうです。
日本経済新聞 電子版が伝える見出しです。
6月10日の夕方に放映されたテレビニュースでは、自衛隊が運営する東京都千代田区大手町に設けられえた新型コロナワクチンの大規模接種センターの空き具合の映像が流れていました。ほとんどワクチン接種希望者が来ていないという、不思議な動画でした。
65歳以上の高齢者の方が複雑な交通網を使って、わざわざ越境して、東京都心や大阪市の中核部まで出かけるマインドが無いことが明らかになったようです。
各都道府県に独自の大規模接種センターができて、わざわざ遠くまで出かけるマインドが無くなったようです。ワクチン接種希望者のマインドの読み違えです。結果的に、ニーズがあまりなかったという事実です。
この大規模接種センターの予約が埋まらないと、上に載っている見出し「首相、接種完了10月から11月完了」というシナリオは崩れます。この経緯の動きを見守りたいです。
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2011年6月10日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面の見出し「保健所・病院 国が調整」の記事など、3つの記事を拝読しました。
東京都と大阪市の大規模接種センターの予約が埋まらない事態の解消策は見通しが立たないようですね。
国が考えた見通しの甘さが露呈してきました。
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2011年6月10日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面の見出し「保健所・病院 国が調整」の記事など、3つの記事を拝読しました。
今日のhirugaoさまのブログから、ワクチン接種第1回目を無事に終えられたことが分かります。でも、様々なご苦労があったのですね。
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2011年6月10日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面の見出し「保健所・病院 国が調整」の記事など、3つの記事を拝読しました。
冒頭の見出し「保健所・病院 国が調整」の政策変更は今ごろかと感じます。困ったことです。
医療崩壊の実態・現場の中で、医療従事者が一番苦しんでいます。
高齢化になっているこの団地も皆さん申し込めたか
どうかです
私の場合は地域を越えて申し込めて神戸市の病院で接種が出来ました
大変でした
おはようございます。
コロナが始まって1年半たとうと言うのに、まだこんなことを言っているのかと思ってしまいます。
やることが遅いですね。
これではいつまでたっても、日本はコロナの波が来るたびに医療崩壊と言い続けることになりそうです。
ワクチンで解決すると思っているのですよね!?
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2011年6月10日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面の見出し「保健所・病院 国が調整」の記事など、3つの記事を拝読しました。
今回は、東京都と大阪市の大規模接種センターの予約が埋まらないことに多くの方が驚いているようです。多くの方が大規模接種センターに押し寄せるというシナリオは幻想だったようです。
ワクリン接種会場が大混雑しないように、ワクリン接種券の郵送を分散しています。
これが裏目になり、大規模接種センターの予約が埋まらないようです。人々の行動の読み間違えです。
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2011年6月10日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面の見出し「保健所・病院 国が調整」の記事など、3つの記事を拝読しました。
政府が予想した65歳以上の高齢者の新型ワクリン接種希望者の行動は、実態とは異なっていました。市場を見ていない独断的な予想だったようです。
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2011年6月10日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面の見出し「保健所・病院 国が調整」の記事など、3つの記事を拝読しました。
冒頭の各都道府県の病院・病床を融通し合う政策は、半年以上遅れた対応です。
東京都内と大阪市内にできた自衛隊が運営する新型コロナワクチンの大規模接種センターの予約率が2割、3割は困った事態です。高齢者の行動を読み間違えたようです。
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2011年6月10日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面の見出し「保健所・病院 国が調整」の記事など、3つの記事を拝読しました。
新型コロナ対策のワクリン接種は、政府の計画通りに進むのかどうか、赤信号がともりました。
自衛隊が運営する新型コロナワクチンの大規模接種センターの予約率が2割、3割は困った事態です。
感染症拡大時のみならず、自治体を超えて融通しあうということは
何としてもやらなければならない課題ですね。
各自治体の縄張り意識をなくすには、国が調整する以外にはないのでしょう。
大規模接種センターができてもがら空きとはもったいないことですね。
バスで送迎しているところもあるようです。利便性の良いところで接種できないと
接種率は上がらないのでしょうね。
東京と大阪に設けられた自衛隊が運営する新型コロナワクチンの大規模接種センターの人気は意外と簡単に減ったのですね。
昨日夜のテレビニュースは閑散とする大規模接種センターの映像でした。
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新型コロナ対策のワクリン接種は、政府の計画通りに進むのかどうか、赤信号がともりました。
冒頭の「感染症拡大時、自治体超え融通」という病院病棟の融通は、約1年遅れで実現する見通しです。かなり遅い判断です。
どんどん未接種の人打って行けばよさそうなものなのにややこしい条件ばかり付けて打てなくなってるんですね
アメリカみたいに誰でも来たら打ちますよってしたら手っ取り早く終わりそうなのに早くしてほしいものですね