2021年5月5日に発行された日本経済新聞紙の朝刊中面に掲載された見出し「医師らの接種 2割どまり」を拝読しました。
この記事のリードは「新型コロナウイルスワクチンを(2回)打ち終えた医療従事者が全体の2割に留まっている」と始まります。
この記事では厚生労働省の集計では、4月28日時点で、医療従事者の中で1回接種した方は235万人です。対象となる医療従事者は480万人です。1回接種を受けた方ははまだ半分程度です。
そして、3週間開けて米国ファイザー社製ワクチンの2回目を打った医療従事者は、99万人台と約2割に留まっています。予想以上に進んでいません。特に、「1回接種を受けた方ははまだ半分程度」という遅さに驚きます。
実際に、新型コロナウイルス感染者を治療する医療従事者の中で、2回目を打った医療従事者以外の方々の恐怖心は実際にはかなり大きいものと想像しています。本当に困った事態です。”武器”持たずに、強敵に立ち向かうことになっているのですから・・。
日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版では見出し「医師らの接種完了2割どまり 自治体、高齢者分の転用も」と報じています。
4月15日以降は、新型コロナウイルスワクチンの接種対象は65歳以上の高齢者3600万人に拡大しました。
この高齢者3600万人向けの2回分のワクチン必要量すべての配送は5月中旬以降になる見通しです。
このため、この記事では各地方自治体の中では、まず医療従事者への接種を優先する動きを見せ始めています。
例えば、茨城県日立市は4月18日に届いたワクチン約2000回分の半数を、医療従事者への接種に振り向けています。医療の最前線の医療従事者を優先するためです。賢い選択です。
兵庫県西脇市も医療従事者への接種転用を決めたそうです。
仙台市も5月上旬までは、医療従事者への接種転用を実施します。宮城県の気仙沼市も同様の動きです。各地方自治体の担当者は、今できる工夫を始めています。
政府による新型コロナウイルスワクチンの確保・供給が遅れている実態を、各自治体は現実的な解決案を採る模索を始めています。この点は賢い対応です。
予想以上に暗い話なので、お口直しに最近、訪れた山麓での風景画像をご覧ください。
まずは、長野県北佐久郡立科町の南端にある標高約1500メートルの蓼科第二牧場辺りから見える蓼科山(標高2531メートル)の南面です。
最近、山頂部に降雪があり、白く染まっています。
さらに、西に進んで諏訪市四賀霧ケ峰にある霧ケ峰富士見台から眺めた南アルプスの峰嶺です。
霧ケ峰富士見台は車山(標高1925メートル)の南側山麓にあります。まだ枯野風景です。
霧ケ峰富士見台からは南アルプスの北岳などが見えています。
北西方向には、遠くの木曽御岳山らしき名峰が見えています。
山頂部には分厚い雲がかかっています。
5月中は名峰などの山々は雪が降ったり、雲がかかったりしたそうです。
ここから北側に進んだ某所山麓で見かけたカタクリの群生です。
標高が高い山陰の部分では、まだカタクリの花が咲いています。
政府は外出自粛などを伝え、何が何でも五輪を開催する姿勢ですが、新型コロナウイルスワクチンの接種済みの方の状況・人数を正確に報告し、現状を伝える姿勢がほしいです。
コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。
厚生労働省が公表した集計では、4月28日時点で、医療従事者の中で1回接種した方は235万人です。このワクチンを2回受けていない医療従事者が増える新型コロナ感染対者を治療している事実に驚きました。
政府はその時点でのワクチン供給量と接種完了者の人数を正確に公表してほしいです。
国民に外出自粛・人流減少をお願いするだけでは対策にはならないようです。
ワクチン未接種の方がワクチン接種をされているという情報には接していました。機会が来たのに希望されなかったということなのですか。理解できないでいます。
まずは医療従事者への接種を優先してもらいたいですね。
ワクチンが入って来た量と、実際に接種された数との間に
大きな開きがあるようです。何故こんなことが起こるのか不思議な思いです。
高齢者へのワクチン接種も7月中に終わるのかどうか怪しいものですね。
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厚生労働省の公表集計では、4月28日時点で、医療従事者の中で1回接種した方は235万人です。このワクチンを2回受けていない医療従事者が増える新型コロナ感染対者を治療している事実に驚きました。
政府はこうした事実を正確に伝え、国民の中でその時の情勢判断を議論し、最善の手を打つことが今は大切です。
ワクチン未接種の医療従事者の優先を世論にしたいものです。
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厚生労働省の公表集計では、4月28日時点で、医療従事者の中で1回接種した方は235万人です。このワクチンを2回受けていない医療従事者が増える新型コロナ感染対者を治療している事実に驚きました。
新型コロナ感染者が増えている緊急時にこそ、まず日本国内の状況を正しく伝え、その時打てる最善の手を打つという行政になってもらいたいです。
実際には実態として地方自治体の行政も苦悩しています。
高齢者の接種対象者のまだ1%にも満たないとか、私の娘もまだ接種していませんが今月中とか言っています。そんな状態でオリンピックなどできるわけがありません
何しろ日本は慎重を極めているようです
あ~あ蓼科山は、まだ雪を冠っていますね。そんなに高くなくともやはり寒いのですね
カタクリの花の群生見てみたいです~
おはようございます。
ワクチン接種、遅々として進みませんね。
医療従事者が優先だったのではないのですか?
かかりつけ医の開業医の先生もまだ受けていないとおっしゃっています。
どうなっていくのでしょうね?
コメントをいつもお寄せいただき、ありがとうございます。
厚生労働省の公表集計では、4月28日時点で、医療従事者の中で1回接種した方は235万人です。このワクチンを2回受けていない医療従事者が増える新型コロナ感染対者を治療している事実に驚きました。
こうした事実を正確に伝えて、全国民の中から打開策を聞き出し、その時点で最善の手を打つという姿勢がほしいです。
まずは、医療従事者を優先してほしいです。大阪府などの医療崩壊している地域の医療従事者を優先してほしいです。
コメントをいつもお寄せいただき、ありがとうございます。
厚生労働省の公表集計では、4月28日時点で、医療従事者の中で1回接種した方は235万人です。このワクチンを2回受けていない医療従事者が増える新型コロナ感染対者を治療している事実に驚きました。
政府・厚生労働省は、医療従事者と65歳以上の方々のワクチン接種の1回済み、2回済みをグラフ化し、国民に分かりやすく伝え、打開策を広く求めることが大事な時期に来ています。
おそらく地方自治体の公務員・医療従事者は狭間で苦悩しています。