12時過ぎたらシンデレラだと思ってたら
またランキングが上がってました
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心からお礼申し上げます <(_ _)>
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合鍵を持つ男 (2)
部屋の異変に気付いたチェリー
ゴミの他に無くなってる物はないか?
小さい部屋に少ない荷物だが1度気になると眠れない
部屋を見渡したチェリーの目がクローゼットに釘づけになった。
ブラウスの袖が挟まっている・・・・。
冬物のブラウスだ
今は夏
冬物はダンボールから出していない
悲鳴を上げそうになった・・・・
誰かがクローゼットに居る?
変質者なら・・・・・
どうしよう・・・・・
さりげなく視線を他へ移し何事も無かったようにチェリーはトイレに行く振りをする。
トイレは玄関の側だ・・・・
トイレまで行ったら一目散に玄関から逃げよう
側にあったチップスの袋を開けて、いつものように、なんでもない振りをしてトイレに向かった。
歩けば5~6歩の所にあるトイレなのに遠い
ゆっくりトイレに近づいて一気に走ろうとした瞬間
玄関のチャイムが
『ピンポーン』
今度は誰?
こんな時間に誰?
しかし今のチェリーにとって、まさに天の助けだ
名前も聞かずにドアを思いっきり開けた
『遅い時間に済みません』
バーテンダーの奥谷だった
『お店に忘れ物だよ?』
化粧ポーチだった
『化粧ポーチを忘れたら明日の化粧に困ると思って届けにきたけど、どうしたの?具合でも悪いの?』
泣きそうなチェリーの顔を見て驚いた奥谷だった
チェリーは玄関の外に出て
『誰かが部屋に居る』
『怖い映画でも観た?』
『クローゼットに誰かがいるの』
チェリーの声は恐怖でかすれてた
チェリーは奥谷に部屋の様子がおかしい事を話した
『俺が見てくるよ』
奥谷は部屋に入って最初にクローゼットを開けた
『うわぁああああああ~』
奥谷の悲鳴が木霊した
*:・'゜☆。.:*:・続く゜'・:*:.。.:*:・'゜:*
俺のプリンセス・プリンちゃんが
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