今年も残り少ないね
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その日は曇り
車の中で一夜を過ごしてた
喧嘩をして飛び出したのだ
気が付いたら彼に電話してた
一枚の10円玉
さようならっていうのが精一杯だった
終りにする
短い会話しか出来ない10円玉
車の中で泣き明かした
喧嘩の理由なんか関係ない
もう夏も終わる
愛なのか恋なのか分からない
ただ切なくて泣き明かした
泣くだけ泣いて彼の事なんか忘れてやる
さようならの言葉を言った後で虚しく公衆電話器の中に10円玉が落ちた
ガチャッ
ツーツーツーツーツーツー
夜が明けて景色が見えてきた
辺りは砂浜
静かな波音
今日から1人
今夜から1人
昨日と違う自分
男と女は何て儚いのだろう
裸足で海に入った
夏の終りの海の水は冷たい
曇りの空の隙間から
朝陽が綺麗だ
深呼吸して車に戻ろうとした私の目に飛び込んだダンボール
弱々しい声が聞こえた
中を覗いた私はビックリ
生後数日の子猫が5匹
すでに冷たくなってた子猫もいる
片手の中にスッポリ入る小さな目の開いてない子猫
冷たくなった子猫はダンボールにそのまま
生きようと必死な子猫を胸に入れた
どうやって運転したのかさえ覚えてない
急げ
急げ
喧嘩していたのも忘れ
急げ
さようなら言ったばかりの私が戻って来た
彼は無口
探しに出てなかった彼
今はそんなのどうだっていい
生きてる子猫の身体をタオルで擦って刺激した
お腹が膨らんでる
親の助けがないと排泄も出来ない
やり方くらい知ってる
排泄を促した
沢山でた
苦しかったろうね
病院に行った
生きてる子猫は2匹
ドクターは必死に出来る限りの事をする
小さな子猫に点滴が痛々しい
2匹は徐々に元気を取り戻した
子猫の為に通院している内にドクターと仲良くなった
食事に誘われ
誘いに乗って一緒にディナー
ドクターとの会話は弾む
ワン・ニャンの話は尽きない
子猫の一匹をドクターが引き取る
もう一匹を私が引き取る
子猫の将来が見えた
( 子猫はイメージです )
静かに始まったドクターとの愛の予感
とっくに私は1人暮らし
誰にも何も二人の仲を裂く理由はなかった
子猫は見事に生き延びた
子猫が1歳になった頃にドクターからのプロポーズ
躊躇する私にドクターは静かに言った
『その気になるまで待つよ』
明日に続く
*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜:*
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