今年も残り少ないね
いつも沢山のコメ有難う
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これからも毎日の応援に答える為に
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ρ(・・。)
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躊躇する私にドクターは静かに言った
『その気になるまで待つよ』
*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜:*
一生その気にならなか ったら?
つい言葉に出てしまった
『じゃあ俺は一生、独身かな?』
笑って言う彼
携帯が鳴った緊急のペットが運ばれたと言う
一緒に来るか?
瀕死の子を見る勇気がない
『大丈夫1人で帰るから』
一緒に食事してたレストランから彼は走って出て行った
暫くボンヤリ窓の外を眺めてた私は答えを出さないと
YESかNOの決断を迷ってる
ふと彼の忘れ物がテーブルの上にあるのに気づいた
とっさに【それ】を持ってレストランから飛び出した
タクシーを拾って病院へと急ぐ
忘れ物をチラッと見た
袋の中に字が見えた
【愛するみゆきへ】
行き先を病院から自宅に変更した私
自宅マンションに着いた私は恐る恐る中を開けた
エンゲージリングだ
1歳になったシャムが解いたリボンにじゃれる
拾って育てた猫はシャムの雑種
容姿はシャム猫となんら変わらない
尻尾がシマシマ以外はシャム猫
指輪をはめてみた
高価な大粒のルビーの指輪
薬指にピッタリ
しかし箱に指輪を戻しリボンも元通りにした
シャムは私の心が分かるのか
ピッタリとくっついて寄り添いゴロゴロ喉を鳴らす
猫の、しなやかな身体は触ると心地よい
夜が明けるまで眠れない
何故にこんなに不安なのだろう?
一歩を踏み出して手を伸ばせば幸せが
職場に風邪と嘘の電話
シャムを連れてシャムを見つけた海に車を走らせた
秋の海は時に荒々しい
『シャムを見つけた日は海は穏やかだったよ』
甘えた無邪気な声で
『ニャアアァァァァァ~』
車のボンネットに座り見つめる海
東京ベイ
自分が自分じゃない気がする
悲しみの種は大きくなる前に捨てなくっちゃ
私の人生は自分で決める
憎む前にNOの返事を
彼は私が居なくても大丈夫
その日の内に会社に退職届
指輪と一緒にサヨウナラと書いた便箋を封筒に入れ投函
あの時の10円玉が落ちた音を思い出した
急いで荷造りをして自分の車に乗った
この街は悲しい事ばかりあった
答えを見つける為にサヨウナラ
私はもう迷わない
この街を離れたら
もう2度と戻らない
あの時楽しそうに違う女と腕を組んで歩いてた貴方
気が付けば後を付けちゃってた
夕食の買い物して
仲良く彼の家に消えてった二人
涙って枯れないのね
彼女と私の二股?
どう言うつもりでプロポーズしたの
貴方は私って決めてからは私だけを見るようになった
けど泣いた女がいたのよ
貴方に捨てられて泣いた女
私がもっと早く身を引いてたら
彼女は泣く事もなかったのに
私はズルイ女だね
地元の街で暮らし始めた私
シャムは2歳の時に病気で逝った
彼に別れを決めた時より泣いたかも
シャムは私の夢に出てきて言った
『短い間だったけど悲しみも寂しさも、みんな知ってたよ
私と出逢ったのも私が早く逝かなければならなかったのも
誰のせいでもないよ
私はこっちで仲間と一緒
私の事や嫌な事を忘れて幸せになって』
清らかな心と純粋な目でしっかりと見上げて言った
シャムは私の心の奥にある深い悲しみを吸い上げて病気になったの?
犬も猫も飼い主が悲しかったり苦しかったりしていると
一緒に辛いんだ
あれから随分経ったし学んだ
私はプリンとメロンに悲しい顔も寂しい顔もしない
いつも笑顔で優しい声で呼ぶ
そう努めている
飼い主が笑顔だとペット達は安心できるんです
(ノ⌒∇)ノ*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜:*♪
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下がってるし面倒でもこっちに愛情の応援してね
もれなく背後霊になって守りますy(^ー^)y
オネガイッ…(*゜。゜)m。★.::・'゜☆
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