数年ぶりに会う友達を連れてきた。
私も初めて来る場所。
彼女はカメラが趣味で、
私に写真を撮る楽しさを教えてくれた人だ。
彼女は私には撮れない優しい写真を撮る。
とても優しい、温かい写真。
会っていない間に、
仲良しグループの個展に自分だけ外されてた事。
それで写真を撮る事が出来なくなってた事を話してくれた。
私もあるSNSに写真をアップしてた事がある。
そこで撮っているのがカメラではなくスマホだとわかると、
フォローを外される事なんてザラにあった。
自分の作品を認めてもらえる喜びを知ると、
認めてもらえない事にショックを受ける。
でも、
『自分が撮ることが楽しくて始めたんだ。』
『自己満足で良いんだ。』
そう!そこなんだ!!
まず大事なのはそこ!!!
私達はプロじゃない。
好きなものを、好きなように撮る。
自分の好きに共感されたら『ラッキー♬』
それくらいが私には丁度いい。
彼女は散歩中、カメラを構えた。
私はそれを見つめ、少し嬉しくなる。
どこへ行こうか誘った身として、行先に散々悩んだけど、
正解だったと嬉しくなった。
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