子供たちが新たな道を行く。
上の子は『どうしてもココで自分がどれだけ出来るか、戦ってみたい❗。』
そう思う希望の場所を去年の夏に見つけ、たどり着いた。
先生に滑り止めもすすめられたが、
『そこ以外は行く気無いんで❗』なんてバッサリ。
塾も『あんまり意味無い気がする。』とか言って試験の何ヵ月も前に勝手にやめてきた。
もうビックリだったし、子供の強気の姿勢に驚いた。
一校のみの受験に何度も落ち、
そして最後の試験で届いた合格通知。
私は「浪人だろうから、塾探さなきゃ。」なんて思ってあきらめてただけに、
嬉しいはもちろんだけど、それより驚いた。
想いの強さなのか?根拠の無い自信は若さか?(笑)
そして彼は戦う準備を始めた。
下の子のエンジンのスイッチを入れたのは同じクラスの1人の女子。
『あんた、私が勉強教えたろかぁ~?』そう馬鹿にする言い方で言われた事。
子供は帰るなり、
『めっちゃムカつくわぁ❗そんな賢くないくせに。』って。
そうは言っても我が子よりは充分賢い子だ(笑)
そして、
更なる追い討ちは塾の先生。
授業中、みんなの前で馬鹿にされたのだとか。
子供は帰るなり、
『めっちゃムカつくわぁ❗アイツ見返したる。』って。
まあ、先生の思う壺(笑)
そこから彼の快進撃が始まった。
今まで一度も見たことが無いくらい机に座ってた。
自らゲームもテレビも遠ざけた。
それでも、先生との懇談で希望校は無理だと言われた。
そして、彼はあきらめに入り
『希望校が無理なら、家から一番近い所で良いかなぁ?ラクやし。』なんて言い出した。
本当にそれで良いの?
本当に良いの?
何度も言ったが糸がプツンと切れたみたいだった。
そんな中、もう一度糸を繋げたのは兄の言葉だった。
『頑張ってきたのにもったいなくない?高校受験やろ?まだまだ全然イケル、イケル。
試験ギリギリまで成績は上げられるで。』
上の子は高校受験で失敗して希望校に行けなかった過去がある。
身近な経験者の言葉は響く。
その言葉に励まされ、また頑張り出した。
その成果が実り下の子も希望校に合格した。
今回の受験。
二人はよく頑張ったと思う。
実際、親がしてやれた事なんて金銭面と健康面の管理くらいで、
あとは本人次第。
努力した子供たちを誉めたい。
キミ達の可能性はいくらでもある‼️
そう子供達に告げてみたら、
そこに無限の可能性を感じたと同時に、
未来は明るくあって欲しいと強く願う。