✳︎ LIFE ✳︎

。*・灯台に住む予定が、北海道の森の中で暮らすことに…・。*

雪が待遠しい

2023-11-14 | うちの森


ときおり風に乗って
軽い雪が飛んできます

積もることはなく
降っては消え、降っては消えていく。

ブラックベリー



冬支度も順調に進んでいますが
本格的な雪になるまで伐採作業はつづくから
もはや、休みたさに雪降ってー、と思ってる。

クリスマスローズはかなりの数を交配して植えたけれど
移住前のやっつけ仕事で、手がかけられずほとんどが消えてしまった。
目標としていた1000株には遠く
小さいものまで含めて、やっと350株あるかどうかと言うところ。


もし余裕があれば、来年以降
一重咲きを中心に交配をして
目標の1000株に届くよう増やしていきたい。
エキナセアも増やしたいし、外に関してはやることいっぱい。



針葉樹でありながら落葉するカラマツは
太陽の光加減で黄金色になり、針のような葉っぱを雨のように降らす。
喋ろうもんなら口に入ってきそうなくらいに。
いつもなら外でお茶飲むのに、この時期だけは
カップに葉っぱが入らないように手で覆いながら味わう。
こんな体験、したことなかったから新鮮。

不要な雑木を取り除き、枝打ちをしていったら
カラマツの真っ直ぐ天に向かって伸びる茶色い幹が、カッコイイと思えてきたり
トドマツの若い木も何本も現れて、すでに幼木の頃から幹模様が素敵だなと気付いた。

初雪を知らせる雪虫は、うちの森では大量発生せず
斜陽の中を 静かに、そして一生懸命にヤチダモの木を目指し飛ぶ姿が輝やいていた。
名も知らぬキノコが毎日のようにぽこぽこ現れ、
ミヤマカケスやゴジュウカラに混じって、コゲラやシマエナガも毎日のようにやってくる。
人懐こいヤマガラは差し伸べた手にとまり、スリムだったキツネ達は
いつのまにかふっくらとした冬毛をまとっていて、しっかり冬支度を終えてるよう。

森の中は、春や夏に負けないくらいキラキラしてると思った。
北海道に移住して、初めての秋は感動に満ちていました。


これから更に好きな季節になるので
少しゆっくりできるといいな。