✳︎ LIFE ✳︎

。*・灯台に住む予定が、北海道の森の中で暮らすことに…・。*

森の仲間たち、春の計画

2023-11-26 | うちの森



うっすら雪がふりました。
根雪にはならず、またとけそうな雪ですが。
これからむかえる厳しい冬にそなえて
野鳥たちのために、冬の間だけ
ヒマワリの種をあげてます。



朝起きて、カーテンを開けると
人懐こいヤマガラが、どこからとなく飛んできて
「ご飯ちょーだい」と催促してきます。



ゴジュウカラはカラマツの幹の隙間に
ヒマワリを貯食しているようです。



コガラは少し弱い立場なのかな
餌台からこぼれおちた種がないか
地面をよく探しています。足跡いっぱい。



ヒマワリの種を狙っているのは鳥たちだけではなく
エゾリスもたまにやってきます。

エゾリスの足跡は、エゾユキウサギにも似てる?

これから雪が積もれば、新しい足跡が毎朝のようにつくので
夜のうちに誰がきたのか見るのが楽しみです。



きょうは朝からのんびりと、
暖かい家の中で、新しい園芸カタログを眺めたり
来年植える植物の計画を立てたり、種子の整理をしています。





来年は、蝶がよく来る花を増やそうかと思い
挿木を作っています。
ブッドレア、うまく根っこが出るかな?



ブッドレアと言うと、一般的に紫色が多いですが
これはイエローマジックという品種で、黄色い花が咲きます。


冬がスタートして
ようやくゆっくり過ごす時間がとれホッとしています。





おわった…

2023-11-23 | うちの森
雪が降るまえに
少しでも森の手入れを進めたくて
10月からほぼ休みなく。


森の中では次の苗も育っている。



スミレが季節を間違えて咲いていた。


種からのジギタリスが
予想に反して元気で、この土地に合ったようだ。




春になるとミヤマエンレイソウなどが出てくるので
10年以上放置されてたカラマツの枯れ枝拾いとか



風の強い日に頭上から落ちてくると危ないので
枯れた枝も可能な限り取りのぞく。肩が上がらん…
(枝打ちロボットやまびこがあったらいいのに)



不要な木々も引っこ抜いたり切ったり間引き
少しづつスッキリさせていく




この数年で一番本気出して動いたかも、
ホントに大変な秋でした。




まだ手を入れるべきところばかりですが
それは来春以降に。
ひとまずこれでおしまい。

雪が降ってやっと休める❄️












雪が待遠しい

2023-11-14 | うちの森


ときおり風に乗って
軽い雪が飛んできます

積もることはなく
降っては消え、降っては消えていく。

ブラックベリー



冬支度も順調に進んでいますが
本格的な雪になるまで伐採作業はつづくから
もはや、休みたさに雪降ってー、と思ってる。

クリスマスローズはかなりの数を交配して植えたけれど
移住前のやっつけ仕事で、手がかけられずほとんどが消えてしまった。
目標としていた1000株には遠く
小さいものまで含めて、やっと350株あるかどうかと言うところ。


もし余裕があれば、来年以降
一重咲きを中心に交配をして
目標の1000株に届くよう増やしていきたい。
エキナセアも増やしたいし、外に関してはやることいっぱい。



針葉樹でありながら落葉するカラマツは
太陽の光加減で黄金色になり、針のような葉っぱを雨のように降らす。
喋ろうもんなら口に入ってきそうなくらいに。
いつもなら外でお茶飲むのに、この時期だけは
カップに葉っぱが入らないように手で覆いながら味わう。
こんな体験、したことなかったから新鮮。

不要な雑木を取り除き、枝打ちをしていったら
カラマツの真っ直ぐ天に向かって伸びる茶色い幹が、カッコイイと思えてきたり
トドマツの若い木も何本も現れて、すでに幼木の頃から幹模様が素敵だなと気付いた。

初雪を知らせる雪虫は、うちの森では大量発生せず
斜陽の中を 静かに、そして一生懸命にヤチダモの木を目指し飛ぶ姿が輝やいていた。
名も知らぬキノコが毎日のようにぽこぽこ現れ、
ミヤマカケスやゴジュウカラに混じって、コゲラやシマエナガも毎日のようにやってくる。
人懐こいヤマガラは差し伸べた手にとまり、スリムだったキツネ達は
いつのまにかふっくらとした冬毛をまとっていて、しっかり冬支度を終えてるよう。

森の中は、春や夏に負けないくらいキラキラしてると思った。
北海道に移住して、初めての秋は感動に満ちていました。


これから更に好きな季節になるので
少しゆっくりできるといいな。