学びスタジオ®︎ブログ

塾での出来事や教育について書きたいと思います。

豊かな発想は、様々な体験から生まれる

2022-02-02 23:23:00 | 日記



こんにちは、学びスタジオ®︎東大阪瓢箪山教室の奧川えつひろです。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

今回は、体験から概念が生まれることについて書きます。

 

❤︎体験を通じて、理解する

 

子どもが、

数字の"1"を理解するには、

1つのリンゴ、

1つのミカン、

1つのコップ、

1人の人間といった、

いろいろな"場面"や"状況"を体験し、

それらをまるごと"ありのまま"受けとめます。

 

そして、

それらにすべてに共通の"1"

という存在に気づいた時、

初めて理解できるようになります。

 

❤︎感情も体験から

 

感情などの抽象概念を理解するのも、

様々な体験が不可欠です。

子どもに愛情を注ぐことで、

"うれしい"

"あたたかい"

“安心"……

いろいろな感情が生まれます。

 

❤︎本からも、様々な感情が生まれる

 

また、

童話、物語などを

子どもに読み聞かせてあげたり、

子ども自身で読むことで、

いろんな"場面"や"状況"を

体験することができます。

 

そして、

この体験が、

抽象的な概念であるいろいろな感情を育てます。

 

❤︎ポジティブ体験とネガティブ体験

 

"好きこそものの上手なれ"

その逆もしかりです。

 

好き"という感情を持つと、

物事を前向きに捉えることができます。

 

逆に、

"嫌い"という感情を持つと、

やる気が失せさせます。

 

❤︎ネガティブ体験はいつでもできる

 

「また、失敗した」

「友達が、おもちゃをとった」……

ネガティブ体験は、

あえて体験させなくても、

いつでも体験しています。

 

❤︎ポジティブ体験をさせてあげる

 

一方、

「やっと、できた」

「友達と協力して、これ作ったよ」……

こんなポジティブ体験は、

大人が導いてあげないと

なかなかできません。

 

だから、

子どもの周りに

ポジティブな雰囲気を作ってあげて、

好奇な気持ちを持って体験できるようにしてあげましょう。

 

その体験から、

いろいろなが発想を生まれてきます。

 

❤︎AIと一緒にすれは、もっとできる

 

AI人工知能は、

膨大なデータから、

ものごとの探したり、

処理することには非常に優れていますが、

 

抽象的な概念を理解することは難しいようで、

新しいことを生み出したり、

人の気持ちを流れの中で読み取ることは苦手です。

 

だから、

AIと一緒にすれば、

子どものポジティブ体験から生まれる発想は、

より光ったものになると思います。

 

❤︎まとめ。豊かな発想は、様々な体験から生まれる

 

子どもは、

体験を通じて、

いろいろな概念を学んでいきます。

 

そして、

ポジティブ体験は、

感情に豊かさを与え、

創造的な発想を生み出す土壌をつくります。

 

子どもたちに、

枠を超えた、

いろいろな楽しい体験をさせてあげましょう!



"安全基地”と失敗とチャレンジ

2022-02-02 07:17:00 | 日記




こんにちは、学びスタジオ®︎東大阪瓢箪山教室の奧川えつひろです。

ご訪問いただき、ありがとうございます。
 
今回は、チャレンジについて書きます。
 

子どもには、

失敗を恐れず、

なにごとにも意欲的にチャレンジできる人間に

なってほしいですね。

❤︎お母さんとお父さんが、子どもの"安全基地"

お母さんとお父さんが、

子どもと信頼関係をしっかり築いていると、

 

親を”安全基地”と感じられるようになります。

 

そして、

子どもの気持ちの中に、

「失敗してもいい」、

なにか問題が起きても

「お母さんかお父さんのところにいけば大丈夫」

と思えるようになります。

❤︎"安全基地"が意欲を高める

それは、
子どもが親を"安全基地"だと

感じているということです。

 

その安心感が、

子どものチャレンジ意欲をを高め、

自己肯定感を高めていきます。
 

❤︎”安全基地”が築かれていないと

 

逆に、”安全基地”が築かれていないと

 

「できなかったら、どうしよう」と、

助けを求める基地がなく

不安に思ったり、


「どうせ自分にはできない……」と、

自己肯定感が低く、

なにかにチャレンジできなかったり、

 

「友だちや親の前で、失敗して恥ずかしい思いをしたくない。」と、
まわりの目を気にしたり、

 

その気持ちが、

チャレンジから遠ざけてしまいます。

❤︎失敗したときすべきこと


なにかにチャレンジして子どもが失敗したときにするべきことは、

子どもが、

どこでどうつまずいたかという分析をすることです。


つまずいた箇所を発見できれば、

そこだけを手伝ってあげます。


そうすれば、

失敗を乗り越えて成功体験を得ることができ、

次の挑戦につなげることができます。

注意しないといけないのは、

あくまで「失敗した部分」だけを手伝うことです。


全部を手伝ってしまうと、

子どもは「ママにやってもらえばいいや」と思ってしまって、

チャレンジしない子どもになってしまいます。

❤︎「カッコいい」と心からおだてよう!


子どものチャレンジ意欲を高めたいと思うのなら、

日頃の子どもとの対話によって

信頼関係を築くことがもっとも大切です。

また、

なにかがうまくいかなくて子どもが困っているときは、

上手に「おだてる」ことも効果的です。

 

たとえば「カッコいいところ、見てみたいな」という言葉です。

そういう言葉で、

子どもはやる気を出します。

 

それでうまくできたら、

「カッコよかったね」と褒めてあげましょう。


❤︎「お父さん、お母さんも失敗したよ」


子どもがお手伝いをするといって、

お皿を割るなどの失敗をしたとします。


その時がチャンスです。
皿を割ったことを叱るのではなく、

まずは「ケガしなかった?」と子どもを心配してあげて、

それから、

「お母さんも小さいときにお皿を割っちゃったの」というふうに

自分の失敗談を話してあげます。
.
子どもからすれば、

親はなんでもできるスーパーマンのように見えています。


でも、

その親も失敗したことがあると知れば、

たとえ失敗しても挑戦をすることで、

「いつかお母さんやお父さんのようになれる」と

失敗を恐れない力が育っていきます。

❤︎まとめ。"安全基地”と失敗とチャレンジ


私の塾では、

子どもたちに間違えた問題や

理解しにくい問題に出会ったら、

学力を1段階上げるチャンス

「失敗がチャンス」だとお話ししています。

 

子どもとの信頼関係が”安全基地”を築きます。

その”安全基地”が子どもに安心感を与え、

たとえ失敗しても、

逃げることができる場所があり、

その場所で勇気を充電し、

再度チャレンジすることができるようになります。

失敗を恐れず、

どんどんチャレンジできるようになってほしいと思います!