学びスタジオ®︎ブログ

塾での出来事や教育について書きたいと思います。

中学受験は、子どもが未来へ向かう、ほんのスタート!

2022-02-08 16:55:00 | 日記



こんにちは、学びスタジオ®︎東大阪瓢箪山教室の奧川えつひろです。

 

今回は、私立中学校の特徴について書きます。

❤︎私立中学校の特徴はいろいろ


有名進学校、大学附属校、仏教やキリスト教など宗教が基盤の学校、男子校・女子校なと、

特徴があります。


❤︎有名進学校


名前を聞けばだれでも知っている有名進学校は、

難関国公立大学を目指して

様々な学習メニューが用意されています。


例えば、

副教科は外国人の先生が英語のみで授業したり、

おりがみの授業で指の巧緻性や図形を学んだり……

❤︎大学附属校

大学附属の一貫教育校は、

大学にはエスカレーター式に上がれるので、

大学入試に特化した受験対策を行わなくてもいい分、

探究的な学習や論文作成などの

"正解"がない問題に

みっちり取り組む学校もあります。

❤︎宗教が基盤の学校

ミッション系や仏教系に代表される

宗教の基盤を持つ学校では、

日々の礼拝や宗教行事などを通じて、

学力だけでなく

人間としての生き方の指針を学ぶ機会があります。

「在学中は

毎日の礼拝のことを何も感じなかったけれど、

仕事で辛いことにぶつかったときには、

不思議とお祈りの言葉が自然に頭に浮かんでくる

という生涯の支えになることも多くあるようです。

❤︎男子校と女子校

男子校・女子校のメリットは、
男女の成長過程の違いが

もっとも顕著になる12~18歳の

思春期から青年期に、

男子校は男子の成長過程に合わせた、

女子校は女子の成長過程に合わせた

教育が受けられることです。

それぞれの性別の成長過程に特化した教育内容と、

異性の目を気にすることなく

ひとりの人間としての成長に

専念しやすい環境が、

男子校・女子校の特徴です。

❤︎大学附属校、指定校推薦の"わな"

大学附属校から

エスカレーター式に大学に上がることや、
指定校推薦などから大学に入学することには、

問題もあります。

それは、

中途退学や留年が多いということです。

理由は、
ほぼ学力テスト無しで、

大学に入学できるので、
本格的な受験勉強はしなくてすみます。

その結果、

高校までの基礎学力が定着しておらず、

大学の授業についていけないという状況を生んでいます。

「大学の授業は、そんなに甘くはない」

ということです。

❤︎まとめ。中学受験は、子ども未来へむかう、ほんのスタート!


中学受験で苦労したから、

あとは楽するではなく、

中学受験はスタートだと考えよう。


つまり、

中学受験は、

子どもの輝かしい未来にむかってのほんのスタートです。

しかし、
中学受験で身につけたものは大きいです。

それは、
勉強習慣
暗記したもの
いろいろな考え方
強くなった精神力
親子の絆
……
これらを武器に、
大学へとつながる、

中学と高校で学ぶ知識を

楽しく消化していってほしいと思います。



教育環境を選ぶ~中学受験

2022-02-08 06:38:00 | 日記




こんにちは、学びスタジオ®︎東大阪瓢箪山教室の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

子どもの未来を考えると、
親の教育に関する悩みは尽きないですね。

今回は、子どもの学習環境について書きました。

❤︎こどもの未来について

子どもが、思春期に突入すると、
肉体的にも精神的にも大きく変化します。

その時期にあたる
中学・高校の6年間(中等教育期)を
どんな環境で過ごすのかは、
その後の人生に大きな影響を与えます。

❤︎どの中学に行くかは、選ぶことができる

高校進学のためには
必ずしなければならない高校受験と違い、
中学は受験をしなくても、
地元の公立中学校に入学することはできます。、

しかし、
"中学受験"をして、
思春期を過ごす中学を選ぶこともできます。

❤︎公立中学校と教育方針

公立中学校は、
多少の地域差や学校ごとの雰囲気の違いはありますが、
日本中どこでも基本的には同じ内容の教育を無償で受けられます。

2002年度の学習指導要領で"ゆとり教育"がスタートし、
公立中学校で大幅に授業時間が削減されました。
その結果、
「公立中学校の学力不安」が指摘されました。

❤︎教育行政の方向転換に振り回される隠れた問題

このように、
公立中学校に通うということは、
原則的にその時代の学習指導要領に沿った教育を受けることであり、
言い換えれば、
教育行政の方向転換に振り回されることになります。

だから、
ゆとり世代が失った2割減の学習量は、
もう一度中学に行き直すことはできないので、
取り戻せません。

この学習の機会の世代間の差は、
仕方ないでは済まされない、
隠れた問題だと思います。

❤︎中学を受験すること

中学校を受験するということは、
"教育の選択肢を増やす"ということです。
.
たくさんの選択肢の中から、
子どもの未来を一緒に考え、
子どもの個性と相性のいい教育環境を選ぶことができることになります。

「難関大学に合格できるようしっかり勉強させたい」
「中高一貫で、高校受験にとらわれない、知的な刺激にあふれた勉強をさせたい」
「部活動と勉学をバランスよく両立してほしい」
「生涯にわたってつきあえる友人関係をつくってほしい」……

このように考えていくと、
中学受験はすごく意味のありものになります。

❤︎子どもの想い、親の想い

親の子どもに対する想いもさまざまであり、
子どもの個性もさまざまです。

そして、
私立中学校の教育も同じように、
学校によってさまざまな特色にあふれています。

子どもの未来を親子で一緒に悩み考えていってほしいと思います。
そうすれば、
親子の関わりもずっと深くなっていくと思います。

❤︎まとめ。中学受験で、教育環境を選ぶ

思春期に入る、
中学生と高校生の時期に、
どのような環境で生活するかで、
子どもの未来は大きく変わります。

この時期に、
何を学び、
どのように学び、
誰と学ぶか、
教育環境もとても大切です。

親の想いや
子どもの相性に合い
子どもの個性を引き出してくれる
中学校を選ぶことは、
その時その時の教育行政の教育方針に基づいた、
ある意味、不平等な
公立中学の進学することよりも、
意義があることだと思います。

子どもの教育環境を
大切に考えてあがることも
子どもの健全な成長には大切ですね。