こんにちは、学びスタジオ®︎東大阪瓢箪山教室の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
今回は、"学習意欲を高める"ことについて書きます。
❤︎親子の"信頼関係"と学力
親が子どもの勉強を見てあげる際、
まず大切となるのが"信頼関係"です。
これは先生と子どもの関係も同じです。
❤︎信頼関係がないと
信頼関係がなければ、
子どもの学力は伸びません。
なぜなら、
子どもは自分にわからない部分があれば子どもなりに恥ずかしいと思っているからです。
親子のあいだに信頼関係がなければ、
恥ずかしいことを隠して、
見栄を張ってわからない部分を素直に伝えようとはしません。
それでは学力が伸びるわけがない。
❤︎信頼関係があると
逆に
「なにをいっても大丈夫だ!」と信頼し、
「ここがわからない」
「どうしても納得できない」
と親に自然体でいえる子どもなら学力はどんどん伸びていきます。
❤︎信頼関係を築く
その信頼関係を築くには、
普段から子どもにしっかりと向き合って、
解答の正誤は問わず、
もちろん叱ったりすることなどなく、
子どもがどのように考えて解答に至ったのか
というプロセスをきちんと見てあげるということが大切です。
❤︎"子どものペース"でゆっくり理解
そして、
勉強にはじっくりと時間をかけてあげましょう。
学習内容をしっかり理解するには
"子どもが自分で気づく"ことが大切だからです。
❤︎30分は何時間?
親:「30分は何時間でしょうか?」
子ども:「0.3時間!?」
と間違って答えた時
いきなり図解するなどして説明することは、
大人のペースの勉強です。
そうではなくて、
順を追って
親:「40分は何時間?」
子ども:「0.4時間」
親:「50分は?」
子ども:「0.5時間」
親:「60分は?」
子ども:「0.6時間」
❤︎子ども自身が"気づく”
子ども:「あれ?」
親:「どうしたの?」と聞けば、
子ども:「だって60分で1時間にならないとおかしい」
と答えてくれたなら、
それは、
子どもにとって大きな"気づき"になります。
そして、ここで解説してあげます。
子どもの勉強ですから、
子どものペースで理解できるように心がけてあげます。
❤︎口調に注意
子どもの成績を伸ばしたいと思っている親は、
「どうしてこの問題ができないんだろう」と考えて、
ついつい"説明口調"になります。
でも、
子どもは"説明口調"の大人の言葉を聞きたがりません。
❤︎大人が間違ったときの言葉は子どもに届く
子どもに届く言葉は、間違ったときです。
子どもは
大人の間違いを見つけたとき、
「お父さん、間違ってるよ」と、
得意気に言って、
間違いを説明し始めます。
このパワーを利用するんです。
❤︎親がわざと間違う
間違いを気づき、
"それを説明する"という過程で、
子どもの学習内容の理解は進みます。
わざと間違っているのに気づき
「お父さん、わざとでしょ?」
と言っても、
「大マジ!」
と言ってあげましょう。
こんな親子で会話を楽しみましょう。
❤︎遊びの中の勉強
遊びのなかで勉強できるように
工夫をしてあげましょう。
たとえば、
算数の学習を
サイコロを使ったゲーム……
遊びであれば、
子どもが必死に考えて
「ちょっとルールを変えよう」
と提案してくることもあります。
これは、
ただ与えられた課題をこなすだけではなく、
面白くなるように
子どもなりにじっくり考えたことの証に他なりません。
❤︎型も大切だが、自由さも大切
世の中に出てから活躍することを思えば、
サイコロゲームなどを通じて、
状況に応じた判断力や
情報を整理して
結論を出す力をつける方が、
ドリルで鍛えられる
型にはまった、ただの計算力よりも、
重要なこともあります。
❤︎ 勉強のスタイルにこだわらない
子どもの学力を伸ばしたいと願うのなら、
"勉強とは机に向かってするもの"
といった思い込みを捨てて、
もっと柔軟に
楽しい勉強法を考えてあげましょう。
❤︎まとめ。親子の信頼関係と学習意欲を高めよう
大人のペースでなく、
子どものペースで
説明口調でなく、
子どもの口調で
勉強スタイルにこだわらず、
時には遊びの中の勉強を
子どもの学習意欲は高まり、
親子の信頼関係が築けます。
そして、
学習効果が高まります。
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